EG 1/144 RX-78-2 ガンダム
今回は「機動戦士ガンダム」よりバンダイ社製、
EG 1/144 RX-78-2 ガンダム
を紹介します。
EG:エントリーグレードは「大好きなヒーローをキミの手でつくろう!
パズル感覚でだれでもたのしくカンタンにつくれるプラモデル」
というキャッチコピーで展開されているブランドで、
ガンダムだけでなくドラえもんや仮面ライダーなどが発売されており、
プラモデルの入門編としてバンダイが画策したものですな。
なお、ガンダム以外はポーズ固定モデル
EG 1/144 RX-78-2 ガンダム 全身図
まずは全身図。
今風のプロポーションでバランス良好ですな。
今回墨入れのみ施しています。
EG 1/144 RX-78-2 ガンダム各部
見事な分割でヘルメット部分はひさしは別ですが1パーツで成形されています。
それでもバルカンの造形もしっかりしていると技術力を見せつけてきます。
ブレードアンテナの先端には安全のために
フラッグがついていますが、切り取っています。
目の周りの黒いところは造形されておらず、
影になることで再現されいるのでアップにするとちょっと気になります。
目の黄色いパーツの側面を黒で塗装すると良いかもしれません。
パーツが少ないのに、直立していると肉抜き穴がほぼ見当たらないのがすごい。
ケツにガッツリとありますけどね。
EG 1/144 RX-78-2 ガンダム 可動
可動は首が頭部側、胴体側それぞれにボールジョイント。
肩胴体側上下スイング、腕側ボールジョイント。
上腕ロールあり。ただ保持力は少し弱め。
肘は1軸でご覧の程度。手首ボールジョイント。
肩の上下スイングはほぼ90度まで揚げることができます。
前後スイングがないのがちょっと残念ですが。
胴体は腹部へそ当たりと腰にボールジョイントで、前屈ひねり腰可動とよく動きます。
これ以外に腹部赤いパーツの上のほうが
胸の背中側でボールジョイントで動きますが、
こちらは直接可動に影響があるわけではなく、
胴体を動かした場合のシルエット調整のためにある感じです。
股関節はボールジョイント。ご覧のように90度程度まで上がります。
フロントアーマーは左右一体型なのでご覧のように片足を上げても両方動きます。
軸を切り分けると別々に動かせそうではあります。
太腿にロール軸あり。膝2重関節。ちょっと膝関節側面に肉抜きが気になります。
足首は脛側は前後スイング、足首側ボールジョイントで大きく動きます。
膝立ても楽々。アンクルガードはボールジョイントで可動します。
オプション類
はい、こちらのパッケージにはシールドとビーム・ライフルが付属します。
EG 1/144 RX-78-2 ガンダムが一般販売された当初は
これらのついていない簡易版が販売されてましたな。
2021/12/16にバズーカ、ビームジャベリン、ガンダムハンマー、ビームサーベルの付属した
フルウエポンセットも発売。
ビーム・ライフル
スコープは左右にスイングしますが、フォアグリップは動きません。
シールド
グリップ含めて4パーツでしっかり再現されています。
腕に丸ピンで接続されグリップでしっかり固定されます。
また、バックパックにも取り付けが可能です。
ビームサーベルはグリップがバックパックから取り外せ
手に持たせることもできますが、ビームパーツは付属していませんので
どっかから持ってくるとよいかと。
まとめ
と言うことで、機動戦士ガンダムより
EG 1/144 RX-78-2 ガンダム でした。
なんというかバンダイの技術力を見せつけられる逸品だと思います。
いかにパーツを少なく色分けを再現し、組み立て安さを追求するか、
さらに可動性と低価格まで兼ね備えたトンデモない代物です。
しかも安い税別定価700円。
まさにバンダイ驚異の技術力!
それをガンプラの象徴であるガンダムで見せつけてくれたわけですが、
組みやすく低価格ということで数をそろえることも簡単なので
ジムとかザクとか数を配備したくなる量産型もこの仕様で販売してほしいものです。