マスターグレード 1/100スケール
Sガンダム
後編
今回は「ガンダムセンチネル」よりバンダイ社製、
マスターグレード Sガンダム
を紹介します。
Sガンダムはモデルグラフィックス誌で連載されていた小説・フォトストーリーの
ガンダムセンチネルに登場したモビルスーツで、
1980年代終盤にバンダイからZプラスなどとプラモシリーズが販売されてました。
発売当時はどちらかと言えばマイナーなMSでしたが、
ゲーム、Gジェネレーションシリーズなどに登場し一般的にも知られるようになり、
プラモデルをはじめ様々な形で立体化されるようになりました。
ちなみにSはスペリオルの略。
ガンダムマーカーで墨入れのみしています。
Gアタッカー
SガンダムのAパーツ、上半身が変形する戦闘機Gアタッカー。
ZZガンダムのコアトップと違いAパーツのみで運用可能なのが良いですな。
どの方向から見ても「むき出し感」が少ないのが良いですな。
変形のため可動する箇所はおおむねロック機構により固定されるので、
安定性に問題もありません。
ちなみに中央、赤いところがコクピットで
MS形態だと問題なく開閉できますがGアタッカーだと開けられなくなってます。
コアファイター
コアファイター。
設定ですと黄色があったりもう少しカラフルなんですが今回塗装してません。
キャノピーはクリアパーツ製でパイロットを確認できます。
開閉はできません。
差し替えなしでコアブロックへ変形可能。
GアタッカーやGボマーのコクピットブロックもそれぞれから取り外すことができ、
脱出形態に変形できますが、Gボマーのコクピットブロックのウィングがうまく開かなかったりします。
で、この脱出形態のコアファイターはコクピットブロックが1体になったものも付属してまして(画像奥)
一体となっているので安定性はこちらの方が当然上で、
上手く開けなかったGボマーのウィングもちゃんと開けます。
当然こちらのコアファイターもコアブロックへ変形可能。
強度のことを考えると、Sガンダム時にはこちらを使ったほうが良いかと。
Gボマー
Sガンダムの下半身、Bパーツが変形するGボマー。
こちらも各部にロックがかかっているので安定性はバツグン。
スマートガンのパーツも考慮されたバランスがたまりません。
全機比較。
こうしてみるとGアタッカーのボリュームがなかなかすごい。
分離せずに変形した姿Gクルーザーは本来EX-Sガンダム用の形態で説明書には紹介されてませんが、
SガンダムでもGクルーザーに変形できなくもないですが、
対応したロック機構もないので強度的にやらないほうが無難かと。