ベルセルク 37巻付属 figma ガッツ狂戦士の甲冑ver. レビュー 繰府庵フィギュ間

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ベルセルク 37巻付属 figma ガッツ狂戦士の甲冑ver.

ベルセルク 37巻付属 figma ガッツ狂戦士の甲冑ver.
今回は「ベルセルク」よりマックスファクトリー社製、
ベルセルク 37巻付属 figma ガッツ狂戦士の甲冑ver.
を紹介します。
ベルセルクの主人公ガッツが、単行本27巻からの狂戦士の甲冑バージョンで
figmaで再登場。単行本付属限定発売なのがもったいない。

全身図
ガッツガッツ横
マントのボリュームがなかなかすごい造形になってます。
マント自体は硬質素材で、胴体の関節がそれほど強くないこともあわせて
浮かせた状態で保持するのは難しいですな。
ガッツ後ガッツ横ガッツ頭正面
マントなしで3面図。
全体的にシャープな出来でプロポーションに問題はないんですが、
基本前傾姿勢でバランスがとられているのか背筋を伸ばすと、
胴体の隙間がちょいと気になります。

各部&可動
ガッツ頭横

狂戦士モードの頭部はイメージ通りなかなか凶悪。
あごも動かすことができ、劇中通り中のガッツの顔は見えない造形になってます。

ガッツ横
全身の鎧は要所要所で軟質素材が使われているんですが、非常にシャープな造形。
肘などの関節ジョイントは黒い剣士版よりも大きなものに換えられ
保持力は上がっているんですが、手首の関節は弱いままなので
ドラゴン殺しを持つには文字通り力不足です。


特徴的なマントは首回りは軟質素材。
マント本体は1枚のプラ製で造形的に素晴らしいのですが、
固定なので表情を他につけられないのが難点。
背中の穴に軸で固定します。

可動箇所に関しては黒い剣士版とほぼ同じなんですが、
脇廻りの装甲が軟質素材でできていたり、接続の仕方がわかっているので、
黒い剣士版で不満だった脇廻りの可動範囲は広がっています。

反面、太ももを上げるのはちょいと苦手に。
それでもつま先が独自に可動するようになりました。

その黒い剣士版と比較。サイズはほぼ同等。
ウエスト周りに小物がないこともあって、動かしやすいです。

ドラゴンころし

ドラゴン殺し。今回武器はこれ一丁。
先にも述べてますが、手首のジョイントが弱いんで、狙った角度で保持するには強化必須。

黒い剣士版に付属しているもの(下)と比較。
造形的には一緒ですが、色調が青系統になり汚し(?)もなくなってます。

今回手首が非常に豊富に付属してます。
元々本体についている表情付平手のほかに、左右それぞれ6種、計12個付属してます。
左手の大砲再現ハンドがないのが残念。

正気モード

頭部と襟の交換で魔術師シールケの取り付いた正気モードへすることができます。

兜の隙間からちゃんと目が見えます。
ちなみに首自体は狂戦士モードと同じものを使用します。

マスクは取り外すことができ、顔全体がちゃんと造形されてます。
もみあげあたりの浸食(?)もちゃんと塗装されてます。

で、噂の魔術師様を取りつかせることも。


シールケもかなりきれいの造形されており、
基本ポーズ固定ですが首は左右に向かせることができます。

シールケの固定はマントの穴に右掌についている軸にて固定します。

おまけ

黒い剣士版の頭、腕を組み合わせることで、
鎧の力を発動させてない「ほぼ黒い剣士」風にすることができます。
まあ、あくまでなんちゃってですけど。腕はともかく頭に白髪が足りませんしね。
そもそも小物も足りませんし。
とは言え、「ほぼ黒い剣士」版が発売される可能性が低そうであることを考えると
代用としては十分かと思います。

ライツカメラ、アクショーン!!








と言うことで、ベルセルク 37巻付属 figma ガッツ狂戦士の甲冑verでした。
最初にも言ってますが、限定版の発売のみというのがもったいない出来です。
黒い剣士版で残念だったところはおおむね改良されていますし、
塗装造形オプションとも申し分なし。特に手首が増えたのは良い感じです。
欲を言えば股関節周りが動いてくれればいいんですが、
figmaにそこまで求めるのは酷ですかね。

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