ダイアクロン
トライヴァース トライディガー
今回は「ダイアクロン」よりタカラトミー社製、
トライヴァース トライディガー
を紹介します。
トライヴァース トライディガーは復活したダイアクロンシリーズの第47弾。
ワルダー軍団の多彩な攻撃に対抗するため提案された新たな戦闘システムで
様々な戦闘状況下で最も効率的な期待構成と戦術を瞬時に構築できる
無敵の戦闘システムが<VERS>とのこと。
トライヴァースはその名のごとく3機で構成された<VERS>システムを搭載した
戦闘マシンシリーズだそうです。
今回はドリルメカのトライディガーのご紹介。
なお、トライダッシャー、トライジェッターは<特別ver.>での紹介でしたが、
トライディガーは<特別ver.>は発売されてない様子です。
パッケージ、内容物
いつもの小振りながらも情報量の多いパッケージ。
そして内容物。いつも通り説明書と解説書は別です。型番用シールも別途付属。
特別版では無いので隊員は男性隊員一人のみです。
いつも通りの作りです。
で、本体とは関係ないんですが、説明書のホチキス止めにミスがあり、
ご覧のようにほぼバラバラ。ページ自体はそろってるんで
めんどくさいので交換せずにいようと思います。
むしろトライディガー説明書要らない程度にはギミックシンプルですしね。
ボレットコア
ということでボレットコア03です。
一人乗りの無翼型高機動スラスター機。
いろんなタイプがあるようですが、こちらは頭部を格納搭載し
決戦機動モードに対応したタイプ。
キャノピーは前に開くタイプで、グレーのコンソールも手前に倒したうえで隊員を搭乗させます。
説明書ではデマイザーキャノンを取り付けた形で組み立てられてますな。
トライダッシャー全身図
まずはトライダッシャー決戦機動モードから。
破壊戦闘機動に特化した耐衝撃&対爆構造の重量級マシン。
困ったことに足の裏に転がし遊び用のころがあるのですが
左右1個ずつなので決戦機動モードやメックモードで2本足で立たせていると非常に安定性が悪いです。
トライダッシャー各部
厳つくて素敵なデザインの頭部。
目はいつも通りクリアパーツ製で後頭部から光を取り込むことで光るタイプ。
コクピット横に3㎜ジョイントと思われるものがあります。
腰横にも4mmジョイントがあります。
ギミックの都合で腕にはジョイントがないのがちょっと寂しいですな
両脚に取り付けているのは多弾頭貫通弾ランチャー<ガイアバスター R>
ジョイントでの接続です。
両肩のドリル型粉砕ユニット<ヴォルトクラッシャー>もジョイントによる接続なので
取り外し別の箇所に取り付けることが可能です。
可動と武装
まず頭部のバイザーが可動。トライヴァースシリーズでは初めてですな。
首はいつも通りボールジョイント
肩は胴体側で横に広げる可動があります。そんなわけで斜め前に腕を広げる可動は苦手。
肩、前方向へ通常の軸可動。上腕ロールは軸ではなくギミックの都合もあり、
肩のところで腕自体が回転するタイプ。
肘は2重関節。手首はロール軸で指は親指以外がまとめて動くタイプです。
腰にロール軸、
股関節は縦横2軸太腿ロール軸有、膝1軸、
足首はボールジョイントではなく軸可動で縦横2軸です。
先にも述べてますが、足裏のコロが邪魔になりポーズを取らせると非常に倒れやすい。
他のギミックとしては拳を前腕に折りたたみ、
腕を肩に通すようにスライドさせてヴォルトクラッシャーモードに。
腕全体が円筒形なのでスムーズに可動ができます。
解説書によると肩にドリルがある状態での攻撃が<ラッシュ・アタック>
前腕を起点とした攻撃を<ハック・アタック>という2種類の攻撃方法があると解説さrています。
おそらく画像の状態が<ハック・アタック>で良いのだと思われます。
デマイザーキャノン
背中にアームによって取り付けられたデマイザーキャノンは
ご覧のようにまえに倒すことができます。
またジョイントを直接拳に持たせることもできます。
マシンモードに変形
マシンモードへの変形はコクピットを引き出し、頭部を後ろに折りたたみます。
そしてボレットコアを90度上に回転。両腕は通常の状態に戻します。
画像では戻す前ですが。
脛をスライドし脚を変形。つま先のフックをおこします。
膝、股関節を90度ずつ曲げ、脛と上半身がへ行くになるように曲げます。
最後に背中で折りたたまれていたパワーアームユニット<ブロウアーム>を展開し変形完了
トライディガーマシンモード
シンプルな変形ですが、非常によくまとまってます。
分類としては重戦車とのことです。
ふくらはぎ、足の裏が底面となり、底にあるころで転がし遊びができます。
また、ブロウアームでボレットコアをつかむことができます。
さらに分離してトップマシンに。
というか、このトライディガーのトップマシンはどうやって移動しているのか 解らないですな。
空を飛ぶようなデザインのパーツもないですし、タイヤなどがあるわけでもないので
大してボトムマシンは普通の重機と言う雰囲気です。
メックモード
さらに変形させてメックモードに。
VERSフォーメーション
トライバースの各マシンのボレットコア、トップマシン、ボトムマシンをそれぞれ交換合体。
トライダッシャーとトライディガー、トライダッシャーとトライジェッターの相性は良い感じですが、
トライディガーとトライダッシャーはボリュームに差があってバランスが悪い感じですな。
と言うことで、ダイアクロン トライヴァース トライディガーでした。
デザイン的に重厚でかっこよくギミック的にも遊びやすい良作だと思います。
ただ、足裏のころが邪魔でバランスを崩しやすいのがほとほと残念ねんです。