ダイアクロン DA-55
トライヴァース ヴァースライザー2号
今回は「ダイアクロン」よりタカラトミー社製、
トライヴァース ヴァースライザー2号
を紹介します。
トライヴァース ヴァースライザー2号は復活したダイアクロンシリーズの第55弾。
ヴァースライザーシリーズは<VERS>システムの機能を
大幅に拡張するマルチパワーアップシステムマシンとのこと。
ヴァースライザー2号は砲術機能を強化する2門の超重粒子砲
<メガ・エリミネイター>を搭載した強力砲撃マシン。
以前紹介した、トライダッシャー、トライジェッター、トライディガーを
パワーアップさせるユニットですが単体でも十分遊べます。
パッケージ、内容物
いつもの小振りながらも情報量の多いパッケージ。
そして内容物。いつも通り説明書と解説書は別です。
Vムーバー02とダイアクロン隊員の比較。
Vムーバー02は本体正面装甲以外はムーバー01と同じ仕様です。
パワードスーツ・Vムーバー02
ということで早速、Vムーバー02機動モード。
個体差かバックパックになっているパーツのジョイントが緩いようで
ポロリしやすいのが残念。
肩や右腕に装備している銃にはと特に固有名称はついていないようです。
なお左右でちょっとだけ形状が違います。
可動なども当然Vムーバー01と同じですが、
Vムーバー02では頭部が軸回転で可動します。
機動モードは頭部があるデザインはよいのですが
ボレットモードなどでは頭部があるとちょっと違和感を感じます。
メックモード、走行拡張ユニット装着
変形させてメックモードB
頭部があるため、人型ロボガ腕折りたたんで脚広げているようにしかめいないのが
ちょっと微妙なデザインですな。
さらにメックモード
なお、変形パターンはVムーバー01と同様なので割愛。
走行拡張ユニットユニット装着状態
バギーっぽいデザインで色味からメタルマックス2のガルシア号を思い出します。
フロントライトぽいパーツが下向きになるのがちょっと残念ですが。
各タイヤはそれぞれ基部で軸可動するため若干調整が必要ですが
接地させると警戒に転がし遊びができます。
ヴァースライザー2号
走行拡張ユニット装着モードにさらにユニットを取り付けて
ヴァースライザー2号
装着方法はヴァースライザー1号と同じで
フレームパーツを介しての取り付けになります。
超重粒子砲<メガ・エリミネイター>
砲身には伸縮機能があります
アームは3軸で可動しますが、左右に動かす軸がないので
常に2門は平行になります。
またベースユニットとの接続部で土台が左右に可動するので
いわゆる戦車の砲塔と同じ動きができます。
車体後部、ベースユニットのタイヤもそれぞれ回転しますので
当然転がし遊びに対応しています。
キャノンユニット後部はハッチを開くことで操縦席(?)にでき、
ダイアクロン隊員を搭乗させることができます。
画像ではトライディガーの隊員を使用使用しています。
キャノンユニット
キャノンユニット、ベースユニットは変形させてVムーバー02に装備させることもできます。
ベースユニットは展開することでスラスターユニットとして装備します。
がどう考えてもVムーバー02の足では支えきれず、自立できません。
そんなわけで説明書には書いてないですが、
拡張ユニットを使用して無理やり支えにしています。
当然丈が足らないので直立はできず腰を落とした姿勢になっていますが。
なお、キャノンユニット単体でも装備でき、
その場合はバランスをとれば自立できます。
キャノンユニット、ベースユニットはご覧のように分解でき
ベースユニットは底面に接続されている拡張ユニットを取り外し
さらに変形させることができます。
タイヤ部は180度反転でき、さらに基部が軸可動します。
タイヤ部を変形させるときはこの基部を持って変形させたほうがよさそうです。
力がかかるところなので注意が必要かと。
ちなみに45度の角度で広げると上面の溝が平行になり、
フレームユニットにぴったりはまるのですが、
固定はされないという未病な造形となっています。
何かに使えそうで使い道が思いつかない
なんとも意味深なデザインです。
VERS・フォーメーション
ベースユニット、キャノンユニットは当然強化合体に使用できます。
今回はトライディガーを強化してみました。
ガンタンクをイメージして装備。
一見安定しているように見えますが、バランスが悪く後ろに倒れがちです。
総評
と言うことで、ダイアクロン トライヴァース ヴァースライザー2号でした。
今回の目玉はやはり大型キャノンの<メガ・エリミネイター>
大型キャノンユニットはめっぽう燃えます。
ただ、2門そろっての運用で1門だけ使用するということはできないので
装備個所はちょっと限定されるかと思います。
本文中であれやこれやと不満を述べてはいますが、
パワーアップユニットとしては非常に良い出来をしていると思います。