GCreation Thunderous
後編
今回はGCreation社製、
Thunderous(サンダラス)
を紹介します。
メーカーは違いますがクアントロンやFeralRex、POSEIDONと同じく
い
わゆるTF非正規と言われる代物でトランスフォーマーに登場した
スラージをモチーフにしたキャラのようですな。
モチーフのダイノボットはシュラキング発売当初というか、
最近まで合体する能力はなかったんですが、最新のシリーズでは合体するようになりました。
で、 Thunderous、Growl、 Wrath、Blade、Hammerの5体でShurakingに合体し、
こちらはThunderousの恐竜モードのご紹介。
今まで紹介してきたTF非正規と違い説明書などにストーリーなど載っていません。
というか説明書がモノクロの紙2枚程度というシンプルさ。
まとめて購入してますが、5体は同梱の商品ではなく、1体1体が単品発売。
Thunderous(サンダラス)恐竜モードへ変形
サンダラスをロボモードから恐竜モードへ変形します。
なお、説明書の手順とちょいと違います。
手首は肘側のパネルを開き中に折りたたみ
頭部は胸のパネルを開き折りたたみます。
肩関節のヒンジを使い、腕の位置を下げます。
腕の向きは画像の右手ぐらいの位置に。
恐竜モードの後ろ足を展開。
説明書ではあとの工程ですが、展開してないとこの後の変形に干渉しやすいもので。
脛の中にみっちり詰まっているパーツを
ご覧のように展開。
腰を画像のように変形させ。
脛の中に腿を入れるように膝から曲げます。
ロボットモードの脛に収められていたパーツ類、尻尾と底面パーツをご覧の位置に。
ぴっちり合わせて後ろ足の位置を調整。
恐竜モードの首を起こして、胴体側面上面になるガワを閉じて変形完了。
文章ではシンプルに(?)書いてますが、
実際には下半身の変形が、クリアランスの都合もあり
慣れないと変形させにくいと思います。
Thunderous(サンダラス)恐竜モード全身図
ということでブロントサウルス風に。
ブロントサウルスも紆余曲折あった恐竜で
ワシが子供のころは普通に恐竜図鑑に載ってましたが、
その後アパトサウルスと同種とされ、アパトサウルスに統合されるも
最近の研究では別種として独立に成功した模様です。(wiki参照)
同業他社に吸収合併されたのち、業績回復で再び独立した会社のようですな。
まあ、モチーフ元のオリジナルデザインが80年代なんで
現在の恐竜の復元図と大きく違うのも味わい深いですな。
500mlペットと比較。
シッポと首が展開された分恐竜モードの方が大きく感じます。
各部&可動
頭部というかほぼすべてのクリアパーツ箇所にいえることですが、
クリアパーツの下にメッキパーツがあるモチーフ元を忠実にリスペクトした仕様が素晴らしい。
あごは大きく動き口の中に武器があります。
ご覧のように歯というか口の中もメッキです。
首や胴体にある細かい模様も丁寧に塗装されています。
可動は首の頭の方でスイング+ボールジョイント。
首の根元は可動しないので大きく表情を付けるのは苦手ですが、
ブロントサウルスとして十分な可動かと。
前足。ロボットモードの腕なので同様に動きます。
後ろ足。股関節ボールジョイント、膝2重関節、つま先ボールジョイントの可動。
前足ほどではないですが、良く動きます。
シッポは変形用可動軸以外動く場所はないので基本固定です。
ロボットモードと同じように肩などにキャノンを取り付けられます。
Shurakingの左足へ変形
ロボットモードからShurakingの左足への変形は
途中までは恐竜モードへの変形と一緒。
頭、手首の収納、脛の中のパーツを展開したところから分岐という感じですな。
上半身はガワを閉じ肘を曲げご覧の位置へ。
なお腕を固定するためのピンがありますが、
短いため保持力が当てにならないので割とよく外れます。
まあ、使わなくても腕の位置がずれやすいわけでないのでそんなに困りませんが
で、胸部前面というか背中側以外を胸に下にあるクランク可動で前に動かします。
動かす前。
動かした後。ご覧のように大きく隙間が空く形になります。
で、Shurakingの合体ジョイントをおこします。
膝関節も兼ねているのでクリック入りで滅茶苦茶固いです。
すなおにドライバーなり突っ込んでてこの原理で動かした方が良いかと思います。
下半身は腰の変形ののち、脛の中にある可動軸と膝関節で
クランクのように可動させて、 ご覧の状態に
シッポやパネルをたたみ
画像グレーのパーツの二つアナのところに
Shurakingの足首を取り付け
恐竜モードの後ろ足や尻尾の位置を調整して変形完了。
shuraking左足
ということでShurakingの左足です。
なんというかこの時点で強そうです。
Shurakingのつま先からサンダラスのつま先の金メッキパーツの流れが良い感じです。
背面はパーツ構成の都合でどうしてもごちゃっとしてますが。
ということで、GCreationThunderous(サンダラス)でした。
Shurakingというか、GCreationというメーカーの第1弾商品らしく
大型キャノンのように大胆な間違いがあるなど粗削りなところがあります。
変形にもピーキーなところがあるなど扱いにはそれなりに注意が必要ですが、
デザイン、ギミック、可動、塗装、ボリュームと十分に満足できる水準にあるかと思います。
Shurakingに合体することも魅力ですが、単体でも十分に遊びがいがあります。
TF非正規の例にもれず、良いお値段がすることもあって
おいそれとおすすめはできないですどね。
説明書があまりあてにならないので合体変形に関してはYouTubeの動画が頼りだったりしますが、
何名かのユーチューバーがそれぞれのキャラの動画を公開されてます。
とくにヲタファさんの動画は大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。