繰府庵 感想一言の間スパロボ編

2004年発売~

ひとこ間 スパロボ編

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ここでは今まで見てきたものの感想をば連ねていきます。
お勧めだったりそうじゃなかったり、まあいろんなことを書いていきますが、
あくまで個人的な意見なのでそのつもりで付き合ってくんなまし。
あ、ネタバレが有る場合もあるんで嫌いな方は注意されたし。

スーパーロボット大戦
発売日:1991年4月20日 ゲームボーイ
記念すべき大一作。いや正しくは第一作と書くべきだが、 敬意を表して「大」一作。
全13面のストーリー分岐も無いシンプルなSRPGで、ユニットもアムロなどのパイロットの登場しないロボットのみで、彼らが超ロボット生命体なノリで自意識を持った世界で、ラスボスの侵略から世界を守るお話。
参戦作品は初代ガンダム~F91のガンダムシリーズ、ゲッターロボシリーズ、グレンダイザーを除くマジンガーシリーズで、 特徴的なのは、ほぼ全ての敵キャラが「説得」により味方ユニットにできること(味方の数には上限があるが)。
また一部のユニットはマップ上に落ちているアイテムにより武装が強化されるなど、色々こった仕掛けがしてあった。
人生の方向性を大きく変えたものとして、非常に大きなゲームである。 お気に入り度★★★★★。
第2次スーパーロボット大戦
  発売日:1991年12月29日 ファミコン
前作とストーリー的にはほぼ絡みの無い第二作。今回はパイロットの概念が入るが、ロボットと分かれて成長するわけではないので、システム的な意味は特に無いが、キャラ同士の絡みという面で、大幅にストーリー性が増すようになる。
前作ではチームリーダーしか使えなかった「精神コマンド」が各キャラに使えるようになり、ユニットの個体差が増すようになった。また前作では参戦していなかったグレンダイザーが参戦し、また、オリジナルロボのサイバスターが参戦するようになったのもここからである。
ストーリー性は大幅に増したが、ゲームとしての自由度は大きく下がったと個人的には思われる。
後にシステムを一新し参戦作品ストーリーを追加した「第2次スーパーロボット大戦G」としてリメイク発売され、ゲームボーイアドバンスに対応した「ファミコンミニ版」が抽選でプレゼントされた
お気に入り度★★。
第3次スーパーロボット大戦
 発売日:1993年7月23日 スーパーファミコン
シリーズの方向性を大きく変えた大三作。前作でユニットの一部にすぎなかったパイロットたちが、同作品のロボットなら乗り換えることができるようになる(一部パイロット除く)。
また、ロボットも「改造」により、HP、装甲、エネルギーなどの強化ができるようになり、 ストーリー分岐も加わり、音楽、グラフィックなど全ての点で大幅にパワーアップした作品である。
今回からコンバトラーV、ライディーン、ダイターン3が新たに参戦することになり、 参戦作品のクロスオーバーも多く見られるようになる。
前作が少々アレだった上に発売時期もあいた為、こんなすばらしい続編が出るとは思わなかった衝撃的な1本。当時全てのストーリー分岐を見ようとかなりやりこんだ。 お気に入り度★★★★★。
スーパーロボット大戦EX
 発売日:1994年3月25日 スーパーファミコン
バンプレストオリジナルロボ、サイバスターの設定世界、異世界「ラングラン」を舞台に新たな戦いが起きる。
初めて、バンプレストオリジナルロボを主軸に持ってきた作品で、 コンバトラーV、ライディーン、ダイターン3に変わりゴーショーグン、ダンバインが新たに参戦することになる。
主人公が隠しも含めて3人おり、それら3つの視点からラングランでの動乱を見ることになり、さらに各主人公ごとのストーリーも絡み合うという豪華さ。 さらに今回からは機体改造のみでなく、武器も改造できるようになるが、その反面パイロットの攻撃力は変化しなくなるのが、難点か。 お気に入り度★★★。
第4次スーパーロボット大戦
 発売日:1995年3月17日 スーパーファミコン
第二次から始まった戦いがついに終着する…。
ついにプレイヤーの分身である完全オリジナルの主人公キャラを使うことができるようになる。
本編は言うに及ばず、おまけモードも「キャラクター事典」「ロボット事典」「カラオケモード」「デモセレクト」充実し、まさしく集大成としてふさわしい出来となる。
今回は第3次、EXの参戦作戦に加え、エルガイム、ダンクーガ、ダイモス、ザンボット3が初参戦。  システム、ボリューム全ての点で前作を大幅に上回るデキに大満足したモンです。 お気に入り度★★★★★。
第2次スーパーロボット大戦G
 発売日:1995年6月30日 ゲームボーイ
第二次のリメイク版。とはいっても、システムを第四次同等に変更しシナリオ分岐も搭載。
位置的には「第二次」を公式発表として、「第二次G」は公式発表されなかった真実を加えた物という立ち位置になる。
語られなかった者として新たにGガンダム、Vガンダムが参戦。さらに隠しキャラとして、オリジナルロボのヴァルシオーネが特別参戦する。
モノクロながらもしっかりしたシステム、シナリオで楽しめる。 お気に入り度★★★★。
第四次スーパーロボット大戦S
 発売日:1996年1月26日 プレイステーション
第4次のリメイク版。オリジナルロボに関るシナリオを追加し、最大の変更点である「声」による演出が入った。すなわち、戦闘中必殺技を叫ぶのだ!
味方の主役級キャラのみではあるが、これは大きな一歩であった。また、一部デモを作り直し、その点についても感情移入しやすくなったといえる。
。 お気に入り度★★★★。
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
 発売日:1996年3月22日 スーパーファミコン
タイトルどおり、バンプレストオリジナルの「魔装機神サイバスター」のゲーム。
ストーリー、世界観、キャラクターは完全にオリジナルの物で、時間軸的には第2次の前の話と第4次の後の話と言うことになる。
システム的には戦闘マップに高さ、方向の概念が加わり、各キャラクターにMPのような「プラーナ」が設定されるこれの残量によって、マシンスペックが戦闘中でも大きく変わるようになった。戦術性が高くなったが、こういったシステムは残念ながらこの後のシリーズには搭載されていない。また、戦闘シーンが初めてリアル頭身で描かれてている
シナリオの分岐率も非常に高く、後編のシナリオではエンディングが基本3種ある。シリーズの中でもっともファンから移植が待ち望まれているであろう1本。
'10年5月27日にめでたくDSにてリメイクされ発売されることになった
お気に入り度★★★★★。
新スーパーロボット大戦
 発売日:1996年12月27日 プレイステーション
今までのシリーズとは完全に別ストーリーの新ゲーム。
ストーリー、世界観は新たな物が作られ、新オリジナルロボ「SRX」チームが参戦。
今回の参戦作品はマジンガーZνガンダムGガンダムVガンダム、ライディーン、真ゲッター、ダンクーガに加え、新規参戦としてガイキング、レイズナー、ボルテスVが参戦。
初めて戦闘シーンで敵味方問わず全てのキャラが喋るようになり、またロボもリアル頭身で描かれている。とは言えそのほかシステム的には特に新しい物は搭載されてない。
シナリオが途中からリアルロボット編、スーパーロボット編に別れ両方クリアして初めて真の最終マップにたどり着けるようになっている。
お気に入り度★★★。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
 発売日:1997年3月28日 プレイステーション
前作「新スーパー」のファンディスク。
カラオケモード、人物事典、ロボット事典と、好きなキャラクター同士を戦わせ、戦闘シーンを楽しめるモードが搭載されている。
この戦闘モードはあくまで実際のパラメーターなどと関係ない「演舞」であってグラフィックとセリフを楽しむだけの物で、ゲーム性はまったく無い。
色々あってボリュームを大幅に削られたと思われる「新スーパー」の補完的ソフトだがその枠を出ないのが残念なところ。
お気に入り度★★。
スーパーロボット大戦F
 発売日:1997年9月25日 セガサターン
「第四次」に伝説の巨人イデオントップをねらえガンダムWGガンダムを加えてリメイクした物。
リメイクと言うとほとんど変わってないように思えるが、全てにおいて完全新作。
戦闘シーンだけでなく、戦闘マップの一部イベントでも声がはいり、マジンガーZの発進シーンなど、原作アニメを取り込んだムービーで再現するなど演出面で大幅にパワーアップ。
残念のことに大ボリュームのため開発が間に合わず、後編である「完結編」と分かれてしまった。トップをねらえ、イデオンの出番はそちらからになる。
お気に入り度★★★★。
スーパーロボット大戦F 完結編
 発売日:1998年4月23日 セガサターン
ということで、後編。基本的に前作のデータが引継ぎできそれによって、説得できるキャラも変わった。また、何種類か引継ぎ用のデータも用意してあり、前作を遊んで無くても遊べるつくりになっている。
後半戦のため、シナリオのボルテージも一気に上がりドラマティックな展開、付き次と加わる新ユニットでであきさせない。
最大の特徴は高い難易度と、シリーズ最大クラスのデモムービー。特にGガンダム系のムービーのこだわりは大変なことになっている。
お気に入り度★★★★★。
スーパーロボット大戦 COMPACT
 発売日:1999年4月28日 ワンダースワン
「新」が生んだ「第X次」シリーズとは別の世界のスパロボと言う流れのスパロボ。当然「新」とも別世界。今後はこれが基本となる。
携帯機のワンダースワンのため、画面はモノクロながらも、解像度と段回数の多いモノトーンでなかなかのグラフィックを誇る。
よくよく考えれば新規参戦のまったく無いスパロボで、オリジナル作品も無いと言う珍しい作品。しかし一年ぶりの完全新作スパロボと言うことで、感慨深い物がある。お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦 コンプリートボックス
 発売日:1999年6月10日 プレイステーション
「第二次」「第三次」「EX」を「F」のシステムに統一してリメイクした物。当然グラフィックも作り直され、戦闘シーンはフルボイス。もっとも、各ゲーム間でデータの引継ぎなどは無いのが残念。
おまけディスクが付いており、ムービー全集や悪役使い放題のマップやセリフ全集などがある。セリフ全集では編集ができるので、色々と不思議会話を作ることができる。
のちに低価格で「第二次」「第三次」「EX」がそれぞれ単品発売されるが、当然おまけディスクは付いてないので、どれか一つだけやりたいと言うことが無い限り、これを買ったほうがお得だろう。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦 リンクバトラー
 発売日:1999年10月1日 ゲームボーイ
64とのリンク機能を持ったゲームボーイソフト。
スパロボユニットを使った対戦シミュレーターのゲームでそれの公式トーナメントがある世界でその選手となるゲーム。
基本的に戦闘マップは無く、一対一のチームバトル勝ち抜き戦で、勝利すると収入がありそれで新たなユニットを購入する。ランクが上がるとより良いユニットが購入できると言う感じのシステム。二人プレイの対人戦も可能。
最大の売りは64とのデータコンバートで、レベルを上げたデータを64と共有でき、隠しユニットを手に入れる条件にもなる。
レベルが高ければ必ず勝てると言うわけではないので、結構やりこみ度は高いかも。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦64
 発売日:1999年10月29日 ニンテンドー64
64で発売された唯一のスパロボ。だが、シナリオボリュームの点においては現在でも最高レベルのスパロボで、そして始めて合体攻撃が搭載されたスパロボである。
今回の新規参加はゴッドマーズ、ジャイアントロボ、機動戦士ガンダム08小隊。
ストーリーとしてはすでに征服された地球でレジスタンスに参加するところから始まると言う目新しい感じ。行動で中盤のストーリーが大きく変わるのが面白い。
ボスキャラたちがどいつもこいつも何回かダメージを無効化するのがむかつく。
なお、主人公ロボたちは後にリデザインされ、「A」の主役ロボとして使われる事となる。 お気に入り度★★★★★。
スーパーロボット大戦 COMPACT2 第1部:地上激動篇
 発売日:2000年3月30日 ワンダースワン
ワンダースワン第2弾のスパロボは3部構成の壮大な物語となった。
今回の新規参加は破邪大星ダンガイオー、忍者戦士飛影。バンプレストオリジナルとしてアルトアイゼンが参加する。もっとも先の二つは隊から出たり入ったりするのだが。
タイトルにあるように主な戦闘箇所は地上なので、攻略の際は結構地形効果が重要な気がする。 第一部なので当然の如く第2部に続く。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦 COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
 発売日:2000年9月14日 ワンダースワン
第一部より6ヶ月たって第二部の発売。
今回の新規参加は「マシンロボ クロノスの大逆襲」。バンプレストオリジナルとしてヴァイスリッターが参加する。もっともマシンロボの面々は剣狼の導きで隊かスポット参戦の繰り返し。あとはグレンダイザーが追加で参加してますな。
今回の主な戦闘箇所は宇宙なので、攻略の際は結構エネルギーが簡単に切れる気がする。 システムは基本的に第1部と同じなのだがデータ引継ぎがあるため、一部のイベントが変化するようになっている。
第2部なので当然の如く第3部に続く。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦 COMPACT3 第3部:銀河決戦篇
 発売日:2001年1月18日 ワンダースワン
十ヶ月にわたる対戦もついに完結。
新規参戦は無いものの、第一部、第二部の面々が合流し、さらにスポット参戦だった人々も正式に何戦、さらに強化ロボなどイベント盛りだくさんでお送りする。
が、残念なことに買い換えた自分のスワンカラーとは相性が悪かったらしく カートリッジを抜くたびにデータが吹っ飛ぶ有様。結局クリアできず、唯一クリアできなかったスパロボとして歴史に名を残すことになる。
このコンパクト2シリーズは、のちに「インパクト」としてリメイクされる。お気に入り度★★。
スーパーロボット大戦α
 発売日:2000年5月25日 プレイステーション
プレイステーションに降臨した新シリーズ。
システムを大幅に改善。最大の変更点は戦闘アニメーションの充実。たとえて言うなら、紙芝居がTVアニメに変わったぐらいに大幅進化。
また、マップ内で条件を満たすことで「熟練度」入手し、その後のマップの難易度が変化すると言うシステムも搭載。
そしてファン待望のマクロスシリーズがついに参戦。SRXチーム、魔装機神という複数のオリジナルキャラが集結、 さらに第四次で好評だった主人公システムも搭載し、まさに新たなスーパーロボット大戦がココに開戦するのだ。
お気に入り度★★★★★。
スーパーロボット大戦α外伝
 発売日:2001年3月29日 プレイステーション
前作スパロボαの続編。色々あって、違う時代に飛ばされてしまうロンドベルの皆さんのお話。
今回は新たにザブングル、∀ガンダム、ガンダムX、ブライガーが参戦し、荒廃した世界でがんばります。 システムをさらに改変。コンパクトで好評だった援護システムに加え、武器の一括改造が出来るようになった。そのほか強化パーツ、ユニットの購入できる「バザー」システムを搭載。
また、マップで、「コンテナ」と言うアイテムを拾うことにより、強化パーツや隠しユニットを入手できる。
色々実験的な要素が多く、αよりは難易度が上がったがクリア後にデータの引継ぎで、資金が引継ぎが可能なのでやりこみ度は高い。
が、プレステ2でやるとエンディングが始まらないバグがあるのが残念。 お気に入り度★★★★。
スーパーロボット大戦α for ドリームキャスト
 発売日:2001年8月30日 ドリームキャスト
αのリメイク。…いや発表当時は同時発売みたいな雰囲気だったのが、 バランス調整、シナリオ追加とリメイクといってよい物になっているかと。
基本的なことはαと変わらないものの、最大の特徴はシリーズ初のフルポリゴンの戦闘シーン
そのほか新規参戦として「Gブレイカー」が参戦。サンライズ英雄譚シリーズの基本となるお話の奴ですな。
そのほか、合体攻撃も加わったものの、ポリゴンの戦闘シーンは今ひとつファンには受け入れられなかった模様。個人的にはありなんだけどなぁ。
お気に入り度★★★★。
スーパーロボット大戦A
 発売日:2001年9月21日 ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンスにて始めてのスパロボシリーズ。シナリオは分岐は別として38話と少なめな物の、周回プレイなど携帯機としては十分なボリュームをもつ。
今回「機甲戦記ドラグナー」「機動戦艦ナデシコ」が初参戦し、21作品+バンプレストオリジナルと言う参戦作品としてはかなりのボリュームをほこり、パンプレストオリジナルロボも5種からの選択式で、隠しユニットも豊富と言うやりこみどの高いスパロボになっている。
2008年6月19日にリメイクされ、PSPで発売予定とのこと。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦IMPACT
 発売日:2002年3月28日 プレイステーション2
プレイステーション2で初めて発売されたスパロボは、コンパクト2シリーズ3部作の合体リメイクであった。
リメイクと言っても「機動戦艦ナデシコ」「Gガンダム」が追加で参戦し、戦闘グラフィックも大幅パワーアップし、ムービーも大量に入りPS2のパワーを見せ付けることとなった。
携帯機のゲームとは言え、3作を収束し、さらに追加のオリジナルボスなどが加わったことでシナリオ数も100をこえる大ボリュームに。また難易度も比較的高めで、クリア時間をも膨大にした怪作。
ロード時間が長めなのがマイナスポイントか。 お気に入り度★★。
スーパーロボット大戦R
 発売日:2002年8月2日 ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンスのスパロボ第二段。今回は基本的なシステムの変更は無く、新規参加のユニットに関るシステムのみ追加されている。
今回の新規参加は「GEAR戦士電童」「真ゲッターロボVSネオゲッターロボ」でスバロボオリジナルを含めて前18作品。
今回の見所はスパロボオリジナルでフレーム換装システムのため、合計7種の機体が用意されていて用途に合わせて換装できるので、良い感じでした。
隠しユニットが多く無いのでボリューム的には今ひとつな感じでございます。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦  オリジナルジェネレーション
 発売:2002年11月22日 ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンスのスパロボ第3弾は、今までのスパロボに出てきたバンプレストオリジナルのキャラたちの集った完全オリジナル作品。
バンプレオリジナルのゲシュペンストやサイバスター、グルンガスト、SRXが一堂に会して闘う様はファンにはたまりません。ただ、αででてきた龍虎王 などの強力なユニットは出て無いので、スーパーロボット好きなわしにはちょっと物足らない感じです。リアル系ユニットは大量にいますがね。
システムも変化し、グルンガストなど一部を除いて武器の交換が可能に。また成長システムも一部変更され、パイロットにスキルをある程度自由に習得させることができるようになりました。 隠しユニットも比較的多く、また条件も複雑なのが多いのでやりこみ度は高めかと。 お気に入り度★★★★。
第2次スーパーロボット大戦α
 発売:2003年3月27日 プレイステーション2
丸2年の歳月を経てαシリーズの続編が発売。
同じくPS2で発売されたインパクトよりグラフィック、ロード時間、システム面で大幅にパワーアップ。
最大の進化が今回追加された「小隊システム」。ユニットを1~4体で構成するチームにわけ、その小隊で出撃するシステムになり、これにより今までベンチウォーマーだった2軍キャラも大幅に活躍のチャンスができるようになった。もう「出撃している機体より、待機している機体のほうが圧倒的に多い」と言う運用的にドウヨ?的なこともなくなり、個人的にはスパロボシステム面の最大の進化だと思っております。もう、据え置きようのスパロボは全てこれで良いよ。と言うぐらい。
今回の新規参戦は待ちに待った勇者王ガオガイガー、鋼鉄ジーグ、ブレンパワード、クロスボーンガンダムにαシリーズ初参戦のゴーショーグン、ガイキングが参戦し実に色とりどり。
オリジナルジェネレーションで好評だったパイロット育成システムも搭載され、個人的には基本システム的には完成したと思っている。 主人公、隠しユニット、ルート分岐も多くでやりこみ度は高めで繰り返し遊べる。
お気に入り度★★★★★。
スーパーロボット大戦COMPACT3
 発売:2003年7月17日 ワンダースワンクリスタル
コンパクトシリーズ最後の1本にして、スパロボシリーズ中もっともマニアックな1本。
このソフトの存在だけでなく、新規参戦作品も「メカンダーロボ」「アクロバンチ」「ベターマン」「エスカフローネ」とマニアック。
システム的にはオリジナルジェネレージョンに準じているものの、OGに慣れた目で見るとグラフィック、サウンド、ボリュームなどの面でかなり厳しいものになっている。
何より、クリアデータの引継ぎが無いので、多くの技能を修得させるには経験地が足らないこともままあり、やりこみ面でも寂しい物に。
その他、発売前の資料には掲載されていたものの、実装されなかったシステムも多く、有る意味残念な出来では有るが、マニア心をくすぐる味の有る1本である。 お気に入り度★★★。
スーパーロボット大戦D
 発売日:2003年8月8日 ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンスのスパロボ第4段。ぶっちゃけ、前作コンパクト3から一月と立たずに発売されたのでプレイスケジュールが非常に厳しかった覚えが。
今回もシステムを改変し、「スキルパーツシステム」と言うものを実装。強化パーツのように「回避力+5」や「援護攻撃+1」などのスキルをパイロットにつけてカスタマイズできるようになった。さらに、レベルが上がるごとに能力値用のボーナスポイントが付くようになった。
今回の新規参加は「未来戦ロボダルタニアス」「真・ゲッターロボ地球最後の日」「BIG・オー」「マクロス7」「ガーランド」で実に通好み。
今回の見所はネオジオンのキャラクターが、すなわち総帥なシャアが序盤から仲間になること。その他荒廃した世界観など、今までのスパロボにあまり無かった世界設定がしてあり、個人的にはかなり好み。
隠しユニットが多く、クリア後の能力値ボーナスの引継ぎも出来るので、非常にやりこみ度の高いのもおすすめ。携帯機のスパロボでは1番周回している。 お気に入り度★★★★★。
スーパーロボット大戦MX
 発売日:2004年5月27日 プレイステーション2
プレイステーション2のスパロボ第3段。システム的にはコンパクトシリーズの流れになります。
今回は小隊システムを廃し、援護攻撃を強化したシステムが搭載されたが、個人的にはあまり使わなかった。
今回の見所はとにかく派手なこと。戦闘シーン、演出、シナリオ全て。今まで出来なかった合体攻撃に援護で合体攻撃を組み合わせることが出来るので、最大9体のロボが一斉に動く戦闘アニメはほんとに派手。ぜひいっぺんは見とけ。あと、難易度はかなり低め。
今回の新規参戦はラーゼフォン。PS2で初出演がドラグナー、電童とナデシコ劇場版かな。
隠しユニットがほとんど無くシナリオ分岐もほぼ無いのでやりこみ度は薄い。派手すぎて初回プレイだけで満足してしまう。のが残念なところか。
のちに(2005年12月29日)PSPに移植されたが、そちらはプレイしていない。 お気に入り度★★。
スーパーロボット大戦GC
 発売日:2004年12月16日 ゲームキューブ
ゲームキューブ唯一のスパロボ。で小隊システムのないわりと普通のスパロボ。
今回の見所はα forDC以来の戦闘シーンがフルポリゴンになっている所。
また、ルート分岐は無いもののサブシナリオが用意され、サブシナリオで経験値稼ぎができるようになっている。
今回の新規参戦は「絶対無敵ライジンオー」「銀河烈風バクシンガー」「銀河疾風サスライガー」「最強ロボダイオージャ」「マジンカイザーOVA」とスーパー系が大幅にパワーアップ。。
システム面ではユニットに腕、脚、胴部、頭、などの部位が用意され、腕や足、頭を破壊することで敵ユニットを鹵獲運用できるようになった。また、機体サイズの意味がより深くされ、サイズの小さい機体では大きい機体の腕などの部位にしか攻撃できなくなった。このため、戦術性が色々と増している。
のちにはこまるさんにリメイク移植されたが、そちらはプレイしていない。 お気に入り度★★★。
第2次スーパーロボット大戦 ファミコンミニ版
 発売:2005年初頭 ゲームボーイアドバンス
第2次スーパーロボット大戦のゲームボーイアドバンスへの移植版。
スーパーロボット大戦GCの購入者特典として、抽選で2000名にプレゼントされた、もっともレアなスーパーロボット大戦。
とはいえ、ゲーム内容はファミコン版とまったく同じ。存在価値はいかにスパロボシリーズを愛しているかの証明、いわば勇者の印、鋼の魂の表れといえる物。
お気に入り度で、あらわせる類のものではないので、今回は評価せず。
スーパーロボット大戦 オリジナルジェネレーション2
 発売:2005年2月3日 ゲームボーイアドバンス
スーパーロボット大戦オリジナルジェネレージョンの続編。
前作のキャラに追加してαα外伝第2次αのキャラが追加されて「スーパーロボット」大戦らしくなった。1はスーパー系のユニットが少なめだったしね。
主なストーリーはインパクトのものを主軸に追加されたキャラの物を付加されている感じです。
敵味方ともにユニットが軒並みパワーアップしているのでケレン味が強くて非常に良いです。 お気に入り度★★★★。
第3次スーパーロボット大戦α
 発売:2005年7月28日 プレイステーション2
丸3年の歳月を経てαシリーズの完結編が発売。
システム的には第2次αの正統進化。第2次αで追加された「小隊システム」も若干使いやすくなり良い感じ。
今回の新規参戦は待ちに待った勇者王ガオガイガーFINAL、バーチャロンマーズ、ガンダムシードにαシリーズ初参戦のイデオン、ガンバズター、第2次には参戦しなかったマクロス勢、ライディーン、ダンクーガが参戦し実にシリーズの締めくくりにふさわしい参戦っぷり。
主人公、隠しユニット、多くでやりこみ度は高めで繰り返し遊べる。  お気に入り度★★★★★。 
スーパーロボット大戦J
 発売:2005年9月15日 ゲームボーイアドバンス
GBAでの最後のスパロボ。
初めて「機動戦士ガンダム」などの”宇宙世紀”ガンダムの参戦していないロボット大戦。そのため基本的な世界観はガンダムシードや、機動戦艦ナデシコをベースにしたものに。
今回の新規参戦は「フルメタル・パニック!(+もふっふ)」「宇宙の騎士テッカマンブレード」などで、ついにテッカマンブレードという純粋にはロボット物と言いがたい作品が参戦! これにより参戦の可能性が大きく広がったように思える。
GBA最後の作品だけあって完成度は非常に高く、特に戦闘グラフィックの進化は恐るべきものに。
システム面では基本的にGBAでの前作「OG2」と「D」を合わせたもので順当な進化を遂げていて実に遊びやすい。
携帯機のスパロボらしく隠し要素、合体攻撃も満載。 お気に入り度★★★★★。 
スーパーロボット大戦W
 発売:2007年3月1日 ニンテンドーDS
DSでの最初のスパロボにしてまるっと1年半ぶりの完全新作。
今回の新規参戦は「フルメタル・パニックTSR」「宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ」「百獣王ゴライオン」「ディトネイター・オーガン」「ガンダムシードアストレイシリーズ」で、さらに今回はシリーズ初の2部構成。1本のストーリーの中で前編、後編と有りその間で半年ほど時間が過ぎたりする。
当然時間経過にあわせてオリジナル主人公が成長したり、ガオガイガーやテッカマンブレード、ナデシコなどそれぞれOVAや劇場版の話に移行したりする。
システム面では基本的にGBAでの前作「J」の正当進化。スキルパーツが付け替え制ではなく消費による完全習得制。さらにGBAで発売されてきたスパロボシリーズソフトと連動があり、GBAスパロボを読み込ませることによって強化パーツが追加されたりとファンにはうれしいシステムが搭載されている。
お気に入り度★★★★★。 090801記  
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
 発売:2007年6月28日 プレイステーション2
上記のGBAで発売されたオリジナルジェネレーションのを完全リメイクし、1本のゲームに。そんなこんなでボリューム満点。
基本的はストーリーはそのままだが、2のほうには新たにスパロボRのキャラクターが参戦。ちょっとだけだけど。通常のスパロボのように多数の勢力が入り混じって大騒ぎを起こすわけでないので、少々ストーリーが淡白な気がするのもそのまんま。
システム面も多少変わり、新たにツインバトルシステムが追加されたが、GBAではあった複数のユニットに連続して攻撃するコンボが無くなってしまったのは大変残念。
GBAからPS2に代わったため、グラフィックは非常にパワーアップしているのが最大の売りかと。まあ、多くのキャラのカットインがパイロットスーツになってしまったのが、残念と言う意見が多数。
なおおまけとして、続きの「外伝」のストーリーが半分近く遊べる。 お気に入り度★★★★★。 100214記  
スーパーロボット大戦OG外伝
 発売:2007年12月27日 プレイステーション2
オリジナルジェネレーションズで序盤が遊べた外伝の完全版。
ストーリー的にはOVAやコンパクト3を主軸に、ゲームグレイトバトルシリーズより参加したコンパチカイザーの話などの話を絡めて有ります。さすがに外伝と銘打っているだけ有って全体的なシナリオボリュームは控えめ。
システム的にはオリジナルジェネレーションズと変わらないが、スパロボオリジナルキャラを使ったカードゲームの「シャッフルバトラー」が本編とは別に収録。これが結構なボリュームがあって単品でも販売できたんじゃないかと言うぐらいさおビごたえが有ります。
また、フリーバトルも収録されているので好きな戦闘シーンを堪能できます。
現在かなり中古が安くなっていて1000円以下で買えるようなのが、普及面では嬉しくもありファンとしては残念にも思います。おすすめですよ。
お気に入り度★★★★★。 100504記  
スーパーロボット大戦A PORTABLE
 発売:2008年6月19日 PSP
以前ゲームボーイアドバンスで発売されたをリメイク。
基本的なストーリは―そのままにグラフィック、システムを一新。グラフィックはPS2と同程度までパワーアップ。と言っても過去作からの使いまわしがほとんどなんだが。
システム的にはWの物をベースに今風に改善されており、最大の変更点はリセットしても乱数変化がなくなったところ。攻撃を外したからリセット、リプレイしても結果が変らないという仕様。
正直リセットプレイに慣れていた身としては非常にめんどくさい。
また、基本的に難易度は高めかと思われますが、システム的に非常に安定していて、携帯機なので気軽に遊べるのも良いところ、ストーリーもよく出来ていて結構お勧めです。
お気に入り度★★★★。 100504記  
スーパーロボット大戦Z
 発売:2008年9月25日 プレイステーション2
完結したαシリーズに代わって登場した新シリーズ第1段。
今回の完全新規参戦は「オーバーマンキングゲイナー」「宇宙大帝ゴッドシグマ」「創世のアクエリオン」「交響詩篇エウレカセブン」「超時空世紀オーガス」「THEビッグオー2nd」「宇宙戦士バルディオス」「超重神グラヴィオンシリーズ」と新規参戦が非常に多いのが最大の魅力。他の参戦作品は公式HP参照のこと。
世界観は大きく変わり、オーガスの超時空振動弾のせいで、様々なパラレルワールドがごちゃ混ぜになった世界で、そのせいでいろんないざこざが起こることに。
システム的には第3次αのものをブラッシュアップ。小隊システムを簡略化したトライバトルシステムに変更。小隊システムにあった各ユニットの「コスト」を廃し、どのチームでも3体までなら、戦艦以外のどのユニットでもチームを組めるようになった。
もっとも大きく変わったのグラフィック面で、戦闘シーンが非常に滑らかになった。
シナリオの分岐などではちょいとパワーダウンしており、中盤は二人いる主人公それぞれのルートで、大きく変わるものの、おままであった細かい分岐などは大幅に減っているのは残念なところ。
お気に入り度★★★★★。 110219記  
スーパーロボット大戦K
 発売:2009年3月20日 ニンテンドーDS
DSスパロボ第2段。
今回の新規参戦は「ガン×ソード」「ゾイドジェネシス」「ガイキングLOD」「蒼穹のファフナー」「鋼鉄神ジーグ」「ガンダムシードスターゲイザー」とかなりマニアック。ゾイドの参戦はかなり衝撃的だったなぁ。ろくに見たこと無いけど。
参戦作品、ユニットが多いということで、今回「パートナーユニットシステム」を導入。簡単に言うと、2ユニットによる小隊システム。単機だと携帯スパロボおなじみのコンボシステムが使え、パートナーを組んでると援護が利用可能と言う形で差別化を図ってたが、コンボシステムが強すぎて、パートナーユニットシステムの利点は割と少な目。
主人公がスパロボオリジナルでは珍しい他星出身者で、地球人との考え方の違いでうじうじしてるのがかなり残念な感じです。
お気に入り度★★★★★。 101218記  
スーパーロボット大戦NEO
 発売:2009年10月29日 Wii
Wiiでの最初のスパロボにして、ステータスなども含め大幅にシステムを変更した意欲作。
今回の新規参戦は「獣神ライガー」やエルドランシリーズを始め90年代中心にある意味ものすごい濃い面子を揃えてきてます。
戦闘マップシーンともに全て3Dで再現され、移動マスが廃されるなど数々の変更でゲーム性は大きく変わり、また戦艦にユニットを搭載することで、出撃ユニットを何度でも変更できるようなったため戦術も大きく変わり、事実上ベンチ組がいなくなった。全てのユニットがパイロット固定になったため「パイロット乗換え」がなくなったのも特徴的。
個人的には獣神ライガー、リューナイトが参戦しただけで大満足。さらにスパロボの新しい可能性を見せたということで非常に良いゲームになってるかと。このためにWiiを買ったので頼むから多機種に移植するなどは止めていただきたい。
反面、隠しキャラ、シナリオ分岐、シナリオ総数など少なくやりこみ要素は薄め。 お気に入り度★★★★★。 091204記  
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 LOE
 発売日:2010年5月27日 ニンテンドーDS
上記の魔装機神のリメイク作品。我々は14年待ったのだ!
大きな変更点はグラフィックの一新。これが何よりも大きい。イベントシーンカットが多数用意され、 また戦闘シーンも大幅パワーアップ。今までどんな攻撃方法かわかりにくかった攻撃もばっちり良くわかるように。あらゆる面で臨場感がアップ.
戦闘シーンのカットも出来るようになったので、非常にサクサク進むようになってます。
また、「OGサーガ」とくくられたため、回想シナリオで第2次EXの出来事など思い出していたシーンが、OGSの出来事などを回想するように。とは言っても、OGではEXの話はまだやってないんですがね。
唯一弱点を挙げるとしたら声が入ってないこと。無限のフロンティア EXCEEDのしゃべりっぷりを堪能したら期待したくなるんですが、こいつには一部MAP兵器以外には音声が入ってません。
残念と言えば残念ですが、ソレを上回る魅力があります。 お気に入り度★★★★★。 100601記
スーパーロボット大戦L
 発売:2010年11月25日 ニンテンドーDS
DSスパロボ第3段。参戦作品がずいぶんとマニアックになってきたなぁとめちゃイケ枠のTVCM見ながら思った。
今回の新規参戦は「ヱヴァンゲリオン新劇場版」「戦え!!イクサー1」「冒険!イクサー3」「獣装機攻ダンクーガ ノヴァ」「マクロスF」「鉄のラインバレル」で、うちの地方でまともに地上波TV放映してたのはマクロスF位というステキラインナップ。他の参戦作品を勘定に入れてもガンダムSEEDシリーズが入るぐらいもんだしな。
でもイクサーシリーズ以外全て見たことが有るので個人的には問題なし。
システム的には前作Kで使われたパートナーユニットシステムを洗練した形で、今回は各ユニットにHPアップなどの追加効果が付き、パートナーに組んだユニットにもその効果が反映されるようになった。反面、効果がかぶる「強化パーツシステム」はばっさりカット。コレが結構良い感じにまとまってます。
戦闘シーンではDSでここまで動くか?と驚くほどカットインアニメーションしまくります。さらにやるようになったなスパロボ。
参戦作品はマニアックなものの、シナリオ、システム、グラフィックともに高水準でまとまっていると思います。 
お気に入り度★★★★★。 101218記  
第2次スーパーロボット大戦Z 破界編
 発売:2011年4月14日 PSP
PS2最後のスパロボを飾ったスパロボZの続編、の前編。
今回PSPの容量の都合で前後編に分かれてますが、ボリュームは十分。1週で50話、分岐シナリオを全て含めて86話の大ボリューム。
今回の新規参戦は公式サイトで確認してもらうとして、一番嬉しかった参戦はダイ・ガード。まさかスパロボでぐりぐり動くのを見る日が来るとは思わなんだ。
システム的には前作にあったトライバトルシステムをばっさりカット。余った余剰人員を「サブオーダーシステム」にて経験値や撃墜数を出稼ぎに行かせる事に。
サブオーダーシステムも悪くないけど、トライバトルシステムのほうが良いと思ったわけですけどね。
シナリオ的には今回の新規参加組みの話がメインで、割と細かく分岐があるのが好印象。
前作続投組みは途中から元の世界からやってくると言う形で現状戦闘マップでのイベントはほぼ無しなのが残念。後編の再世編での活躍に期待したいところ。 
お気に入り度★★★★★。 110618記  
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II
 発売日:2012年1月12日 PSP
まさかまさかの魔装機神の完全新作続編。我々は16年待ったのだ!
えー、前作はDSでリメイクされていながら、2はPSPで発売すると言う謎。でも良いんです。こうして続編が発売されたのだから。
基本的な仕様はリメイクされたDSのものをベースにしてますが、戦闘シーンはさらにブラッシュアップした素晴らしい出来栄えで、PSPなんでボイス入り。
キャラクター育成面でも特殊技能を覚えさせることが出来るようになってたりと、地味にパワーアップしてます。ええ、ほんとに地味ですが。
シナリオボリュームと言う面では若干パワーダウンしているかも、前作の驚異的なシナリオ分岐はだいぶ影をひそめてしまいました。
あと、おまけ要素として、用語集や武器などをコンプリートするとおまけフルボイスシーンが見れるんですが、ホントおまけ程度の内容しかないのが残念。
DS版1をリメイクした(戦闘ボイス入り)物がセットになった限定版も同時発売されてま。
お気に入り度★★★★。 120509記
第2次スーパーロボット大戦Z 再世編
 発売:2012年4月5日 PSP
PS2最後のスパロボを飾ったスパロボZの続編、の後編。
前編が出て一年後にでた後編ですが今回もボリュームはばっちり。
とりあえず、基本システムは前作と同じなのでちょいとマンネリ感が出てますが、豊富なイベント&クロスオーバーでファンをあきさせない内容になってますよ。
確実に次回作(第3次)の前ふりなんだろうなぁ、と言う要素もちらほら見えているのも面白い。
新システムとして登場したエンブレムシステムは、達成したら強化パーツ(&改造資金)が手に入ると言うもんなんだけれども、長く遊んでいれば誰でも取れる内容なのが正直地味。
 あっても無くても別にかまわない程度で360の実績やPS3のトロフィーほどやり込みを要求するものではないですな。
楽しいけれども特別目新しいことも無いので、星1個減らしときます。
お気に入り度★★★★。 120815記  

第2次スーパーロボット大戦OG
 発売:2012年11月29日 プレイステーション3
実に5年ぶり日発売されたスーパーロボット大戦OGSの続編にして、プイステーション3での初めてのスパロボ。 ん、アレはスパロボじゃナイデスヨ。
今回の新規参戦(?)機体的にはリアルロボットレジメント、MXと新規オリジナルで、 ストーリ的にはその3つに加えてEX旧第四次F完結編)、 第2次αといった感じでしょうかね。ちょいとそれ以外のシリーズで出てきたキャラも居やがりますが。
で、よく「待望のEX展開が…」と雑誌などで言われてますが、1ルートあたり60話程度今回あるんですが、そのうち序盤の16話を使って再現しているんですが、 内容スッカスカ。「あれ?EXってこんなに詰まんない話だったっけ?」と不思議になるぐらい。
というのも、ホントそのまんまの展開なんですよ、端折ることなく。マジンガーとかの原作キャラのイベント差っ引いて。
とうぜん、それらのイベントはある程度OGのキャラたちで補完してあるんですが、なんと言うか盛り上がりに欠けるんですよ。 おまけに多くの謎が解けるシュウルートがばっさりカット。そんなわけでEXやったこと無い人には「あいつはどーなったの?」と思われること請け合い。 まったく、どんな判断だ?
そんな割と個人的にはまだるい序盤を抜けると今回の新キャラがワラワラ出てきて楽しくなるんですがね。
今回システム面での変更はツインバトルシステムにちょいと変更がありまして、出撃時にすでにコンビを組んだ状態で出撃でき、マップ上でも自由に組替えられる形になりました。 1マップに出せるユニット数が単純に2倍に。あとは、あとは敵の増援が減ったことですかね。これによって終盤でも割とサクサク進められます。
今回ちょっと大変なのがEXハードモード。レベルアップとエースボーナス、強化パーツ以外の成長手段、 いわゆる機体の改造やパイロットのカスタマイズなどが一切出来なくなっていてシリーズで一番ストレスのたまるEXハードモードかと。 まあ、そのおかげで純粋に機体の乗換えが楽しめるんだが、その割には機体の層が薄いのが残念。 何でグルンガスト2号機やヒュッケバインがリストラなんですか?
…リストラナガン。私すべりんぞうと申します。byオジンオズボ-ン
それはそれとして、無改造でもクリアできる内容ともいえるので、ベースは結構ヌル目かもしれませんな。
序盤のだるさに耐え切れれば面白いと思いますが、中盤の地上ルートも結構ストレスたまります。
期待していたわりにはグラフィック以外にパワーアップした感も少ないのでちょいと残念でした。
お気に入り度★★★。 130213記
スーパーロボット大戦UX
 発売:2013年3月14日 ニンテンドー3DS
遂に3DSで発売された完全新作のスパロボ。
といってもシステム的にはDSで発売されたスパロボLパワーアップという感じですが。シングルユニットとパートナーユニットの差別化がさらに図られるようになってます。
で、今回3DSでの発売ですので当然立体視に対応しているのですが、あまり効果はない感じです。
今回の新規参戦は、「デモンベイン」、「SDガンダム三国伝」、「リーンの翼」、「ヒーローマン」、「マジンカイザーSKL」、「ラインバレル原作版」とファフナー、ガンダム00、マクロスF、それぞれの劇場版。さらに特殊なものとして「バーチャロン」シリーズより、「フェイ・イェンHD」のみが参戦。
主なストーリー展開は三国伝を除いた上記のモノに加え、忍者戦士飛影がメインストーリー。三国伝は原作終了後になるんで、イベント自体はちょこちょこありますが、原作再現は薄いですな。
その他、参戦作品はほぼ原作終了後なので、スパロボオリジナルのイベントになりますが、ダンクーガノヴァ、ガンダムSEEDディスティニーは相当に空気です。特にダンクーガノヴァはRダイガンは序盤から参戦するものの、ダンクーガノヴァの参戦は中盤以降、合体は各キャラクターのパワーアップの中でも最後の方とあまり扱いがよろしくないかんじです。ダンバインはリーンとつながりが強いんでまだましですが。
、フェイ・イェンHDに関しては設定しか存在しないようなんで、ストーリー自体は完全にスパロボオリジナル。結構しっかりストーリーの根源にかかわってきます。
今回の隠し要素はいつもとちょっと変わっていて、結構意外で強力なキャラが仲間になってくれるんですが、その隠し要素の条件が周回していても引き継がれるというのが良いところ。Zというキャラを仲間にしようとしたらA,B,Cというフラグが必要で1週目にA,Bしか立てられなくとも、2週目以降にCのフラグを立ててやれば条件を満たすというわけ。そのシステムが今回のシナリオにもかかわっているように思えてなかなかグッドです。
お気に入り度★★★★★。 130612記
スーパーロボット大戦オペレーションエクステンド
 発売:2013年7月18日より第1章配信開始。   PSP
スパロボ初の完全ダウンロード専売ソフト。しかも全8章が順次別々に配信されると言うあまり見たことのない販売形式になってます。
新規参戦など参戦作品は公式サイトを参考にしてください。シリーズ最大級の参戦作品になるので。
システム的にはスパロボNEOをベースにし、さらに「グループ出撃」と言うものが追加された。簡単に言うと一部の原作同じユニットたちは、2~5体位で一つのユニットとして扱うことができると言うもの。
反面、出撃に関する自由度はちょいと下がってしまって、一つのマップで出撃できるユニット数はおおむね一桁だったりするのがちょいと寂しい。
システム面で言えば敵から奪ったパーツで強化パーツを作ったり、何度でも同じマップをプレイできたりといろいろと変ってます。ちなみに戦闘は3Dポリゴンベースに2Dのアニメ演出がされていて、基本シンプルですが、必殺技などはなかなか見ごたえ満点。
ストーリー展開も特徴的でただでさえ8章に分かれているのに、各章のシナリオ話数は3~5話で、一つの話にマップが複数あるという変わった形に。第1章も全5話30マップ弱と言う構成になってます。
で、まず第1章のストーリー展開はベースは初代ガンダムで、ジャブロー戦が過ぎて宇宙に上がったところまでの話にパトレイバーやオリジナルの話がちょこっと絡んできます。
今回話が大きく1年戦争やってるにもかかわらず、すでに地球は外宇宙とワープ航法でつながっていると言う、「何やってるんだ人類?」状態で、なかなか笑えます。
ちなみに第1章参戦として紹介された作品のうち8作品ぐらいは顔見せ程度でガンダムWに到っては操作すら出来なかったりしますよ。ケロロは意外としっかり存在感を発揮します。ケロロの理屈が通るなら、マイトガイン参戦も無理がなさそうだ。
第2章以降の感想もまた追記してきます。
お気に入り度★★★。 130807記
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III
 発売日:2013年8月22日 PS3
前作はPSP、その前はDSで発売されシリーズが進むごとにハードがパワーアップしてますが、はっきり言ってPS3で出す必要があったのか疑いたくなる内容です。
唯一褒めれる所が有るとしたら、戦闘シーンへのロードの速さ。ディスク媒体のスパロボでは間違いなく最速かと思います。
一言で言うとクソゲーに分類されると思います。以下延々とダメなところの感想が続きますよ。
発表当時から「PS3」で発売する価値がある内容かどうか疑ってましたが、その予想は間違ってなかった。
確かに、グラフィックはより美麗になってますが、別にリアルタイムで画像処理をしているわけでもなさそうなんですよね。で、システム面も基本2と一緒で強化パーツが増えただけで、対してパワーアップもしていないわけですよ。
2で綺麗になったグラフィックがより精緻に表現されているだけで、特別目新しいこともないんですな。
PS3で出すなら戦術マップからシームレスに戦闘画面に移行して背景には、他のユニットが居るといった演出もできたと思うんですがね。
で、シナリオなんですが合計3ルートで大きく内容が変わるのは良いんですが、ルートによっては出てくる敵キャラクターが、何の事件の解決もしないままフェードアウトしていくのはどうかと。最低限共通ルートで出てきた敵はどのルートでもちゃんとイベント完結させよう!
その事件が気になるからそのキャラクターが出てくるルートにこうとしても、一番最初のルート分岐でその後のルート分岐もほぼ決定するという残念仕様。
シナリオ内容としても、基本各国や某社の特殊部隊にいびられるだけだったのでフラストレーションがたまります。まあ、ルートによって違うと思いますが、自分の行ったバゴニアルートでは少なくともそうでしたね。2のラストで出てきたヴォルクルス教団の教祖様っぽい人はどうなった?
で、そのいびられる難易度なんですが、無駄に難しくなってます。
思考ルーチンが賢くなっているというわけではなく、どの敵ユニットも硬くて、高威力長射程の武器で移動後に戦闘開始から攻撃してくる。
具体的にはこちらは移動後3マス先に攻撃できるのが普通なんだけれども、雑魚敵が移動後に5マス先に届く最強攻撃を戦闘開始から行ってくる。
と、戦術的には非常に正しいが、ゲーム的にはいかがなものかという仕様。
ちなみにその威力はフル改造した魔装機神でも2回あたると落ちます。さらにそいつらがおおむね大挙して押し寄せてくるわけで。
なんというか、F完結編を思い出しますよ。つまり、回避するまでのリセット地獄。まあ、基本回避率の低いバランスなんですが。
ちなみにサウンドにも「どもる」バグが有って、いまだに改善されていません。
「まるで成長していない」どころか退化しているとすら感じます。
発売3週間でアマゾンで半額でたたき売られているのがすべてを物語っているかと。そんな中5600円で中古買取する店を見つけられたのはラッキーでした。当然買い取っていただきましたよ。
…錬金術できるんじゃね?。 お気に入り度★★。 130911記
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
 発売:2014年4月10日 PS3
第2次Z再世編の続編。というかお話的には直後から始まる。
直後から始まった割にはいろんなキャラがリストラされてますが、理由はあらましゲーム中で説明されます。だからと言って天獄篇で出てくるとも限らないけどな!!
基本システムは前作と同じなのでマンネリ感が出てます。タッグバトルなど追加されているシステムもありますが、タッグシステムはUXなどの物のほうが使いやすい印象。タッグコマンドはなかなか面白いと思いますがね。
今回追加されたシステムで一番印象に残ったのは、Dトレーダーですかねぇ。ポイント消化して特殊な強化パーツを購入できるんですが、毎回店員のコメントがあったりエースパイロットが出るたびに専用イベントがあったりで、各キャラクターのいろんな面が見れて中々楽しい
あとはカスタムBGMに対応したところは良いですな。ユニットごとに好きな曲が設定できるので、原作の歌入りOPを入れてみたり、好きな曲を入れたり、原作違うけどかっこいい燃える歌を入れたりと様々な楽しみ方ができます。が、ファイヤーバルキリーだけは武器ごとにBGMが設定されていて、そちらの方が優先されるので全くと言っていいほど効果はないんですが。武器ごとにBGM設定できればよかったんですけどね。
グラフィックの面ですが、さすがにPS3になっているので綺麗にはなっているのですが、戦闘シーンの演出がユニットによって出来が良かったり悪かったりの差が激しい印象。
その他にもシナリオデモの演出が地味になったりと 。具体的にはバストショットだったキャラクター描画が旧来の顔のみの状態に。表情パターンはそれぞれ増えているんですが 、原作知らないキャラとか、新規オリジナルキャラとかどんな姿してるかがわからないのが残念。会話でキャラクターの体型をネタにされても解んないよ。というか、シナリオデモでイベントCGとはほとんどないので、何が起きてるかさっぱりわかないことも多くなってます。戦闘シーンのグラフィックの向上は頭打ちだと思うんで、今後はシナリオデモの演出を強化してほしいですな。新しいキャラが参入するたびに全身がわかるイベントCGを入れるとかさ。
ストーリーに関してですが正直閉塞感の強い話になってます。さらには第2次破界編以上に続編に続くことが前提になっているシナリオで、第2次破界編では「とりあえず目の前の脅威は一通り去った」という終り方ですが、第3次時獄篇は、「目前の脅威は去ったけど次の脅威が順番待ちしてます」というような終り方なので、いまいちすっきりしません。
そんなわけでどちらかと言えば天獄篇が出るのに合わせて一度に遊んだ方が良い内容になってます。天獄篇が出るころには時獄篇も安くなっていると思うので、どちらかと言えば個人的にはその方がおすすめです。単品でつまらないわけではないですけどね。
お気に入り度★★★。 140625記  

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F
 発売日:2014年8月28日 PS3
ということで、休止期間を含め18年続いた魔装機神シリーズもついに完結です。
システム的には前作、魔装機神3と変わりませんが、戦闘シーンはより見ごたえのあるものに。前作では微妙とけなしてましたが、今回は細かく動く描写がちょっと増えているのでよいですよ。
 難易度は3の阿保みたいなバランスは改善され、2以前の緩めのバランスに。それでも後半は油断していると雑魚にやられる程度のバランスになってますが。
ストーリー的には2,3のちょいとだらだらした雰囲気から一転して、いきなりラ・ギアスピンチな状態から始まり危機感高い状況が続くので、割とのめり込めます。序盤から使えるユニットが、新キャラや今までのシリーズであまり使う機会の多くなかったキャラたちというのも個人的には好印象。
シナリオ的には3のすべてのルートを統合した話を元に続いている感じですが、少なくともラングランルートをクリアした方が良いような流れです。シュテドニアスルートは今回も地理的に通過するんで遊んでいた方が良いかも。バゴニアは今回話に絡みません。
さて、ちょいとネタバレになりますが、魔装機神としては無事完結して、ラ・ギアスでの戦いは終わったんですが、スーパーロボット大戦OGサーガとしてのでかい謎を残しているので、OG本編でその謎の解明は楽しんでねというような終り方をしているのがちょいと残念。この終り方で魔装機神勢がOGに参戦して役に立つのかが少々不安な終り方をしてます。
やり込み要素に関しては、最終作ということでルート分岐は少なめで、隠し要素もちょいと少な目なのが残念なところですな。 お気に入り度★★★★。 140917記
第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇
 発売:2015年4月4日 PS3
言わずもがなですが第3次Z時獄篇の続編。というかお話的には直後から始まる。
プロローグでなすすべなく地球の7割超が敵勢力に占領されて…。と言った状態でレジスタンス的に活動していく感じで、今までのシリーズの大風呂敷をたたんできます。風呂敷自体が破れているのか、スルーされている設定もあるような気がしなくもない。あ、リストラされた皆さんは一部が復活しましたが、他の方々は別のところで頑張ってる的なセリフがところ所で出てきます。
基本システムは前作と同じなのでやっぱりマンネリ感が出てます。タッグコマンドで機能が追加されてますが、全く使うことが無かったなぁ。必要な局面もなかったし。
一番改善されたと感じるのがカスタムBGMで前作では設定できなかった武器ごとのBGMが設定できるようになったうえさらに、イベントシーンなどで流れる曲も含めすべてのBGMが好きなように設定できるようになったのが、良いところですな。これで臨場感が大幅に増しましたよ。
さてさて、それ以外の面ではあまり時獄篇と変わり映えがしません。まあ、これは前後編なんであまりシステム面で大きく変えても違和感ありますしな。
終盤まで個人的にストレスがたまる展開だったんですが、最終盤で全キャラクターの全攻撃威力が2000上がる+αという暴挙ともいえるイベントがあり、その後は「圧倒的ではないか、我が軍は」状態になり、うやむやにされ続けていた設定もなんとなく明かされ、割と納得のいく爽やかなエンディングのために、割と満足している自分がいますよ。
難易度的には前作の引継ぎ要素もあって難しくは無く、初見ですべてのSRポイントを取得出来る程度なんで、初めて1周目ですべてのSRポイントが取得できましたよ。
お気に入り度★★★。 150625記  

スーパーロボット大戦BX
 発売:2015年8月20日 ニンテンドー3DS
3DSということで3DSの前作UXと基本的になシステムは一緒。
個人的にこれが新規参戦したら大歓喜というものが無かったんで、今一つ盛り上がりに欠けたんですが、ナイトガンダム物語の参戦は良かったですね。
多くの参戦作品が原作終了後か原作途中からの話で、頭から最後までやるのは新規参戦のガリアンとゴーグぐらいなもので、同じく新規参戦のガンダムAGEも第3部から、ナイトガンダム物語も原作終盤からのお話です。まあ、ゲーム中の出番が遅いわけではないですが。
さてさて、今回一番パワーアップしたと感じるのが戦闘シーンの拡大縮小の処理
今まではドット絵を拡大してギザギザになるのが気になりましたが、今作ではFlashアニメのように拡大縮小しても粗が目立ちにくくなりました。個人的には慣れるまでは違和感感じてましたが。
個人的には無理に第3次ZのようにHD画像対応にするより、こちらの方が好印象。作成者のセンスによるところが多いと思いますが、第3次Zの戦闘シーンより見所が多いと思いますしね。
今回最も変わっていると思ったのが、頑張れば1周のうちにすべての隠し要素が取れることかと。まあ、ワシはまだ確認できてないですけどね、全ての隠し要素をとることで最終話が分岐するらしいというのも面白いんじゃないでしょうか。 お気に入り度★★★★。 150923記  

スーパーロボット大戦OG ムーンデュエラーズ
 発売:2016年6月30日 プレイステーション4
第3次スーパーロボット大戦OGに当たる訳ですが、今作から始める方でも躊躇せずに手に取れるようにと、第●次表記は控えたようですよ。
もっとも中身は今までのシリーズをやっていることを前提にしてますけどね。

今回、1周目はビギナーモードでプレイしたんですが、初心者対応したモードでもシナリオ面では通常モードと変わらないようで、人間関係が分かりにくいです。
今回から登場した新キャラやプレイしてないダークプリズンのキャラたちの紹介が薄いので、結構「お前ら誰やねん」と思いつつプレイしてました。
むしろ、2周目でプレイしたカルヴィナルートの方がそのへんの紹介がしっかりしているような気がします。

システム的にはダークプリズン大きく変わっているところはあまりないようで、第2次OGと同じ感覚でプレイできます。目新しさはないので良し悪しですが。
アビリティが購入出来るのは便利になったと思いますが。

シナリオ的にはJとGC/XOを主体に+αという形ですがそのJとGC/XOも大幅に改変、肉付けがされています。
GC/XOは設定だけ引き継いで展開はかなり変更され、Jは使われなかった設定を利用し大幅に肉付けされた感じですな。
ユニットとしてグルンガスト二式が復活したのは個人的に大変喜ばしい。

戦闘シーンのグラフィックはさらにきれいになってますが、個人的にわざわざPS4版を買うほどでもなかったかなと思う程度。というか、2Dベースなので、PS4の恩恵を感じにくいせいでもありますが。
はい、ムーンデュエラーズはPS3版とPS4版が発売され、わざわざPS4本体ごと買いましたよ。

発売前に色々と妄想していたことはざらっと外れましたが、おおむね納得のいくストーリー展開でしたが、いろいろと物足りなく感じる面も多い内容でしたな。
Jの面々に比べGC/XOの面々の盛り上がりが薄く感じたところも含めて。
お気に入り度★★★。 160914記  

スーパーロボット大戦V
 発売:2017年2月23日 プレイステーション4
25周年記念作品のひとつ。完全新規のスーパーロボット大戦で今回の目玉はなんといっても「宇宙戦艦ヤマト2199」。発表当時は衝撃でしたね。

そんなヤマトですが、ストーリーの都合上中盤では原作の再現があまりないという。
まあ、それを差っ引いてもメチャクチャ強いんですけどね。あと波動砲はやっぱり基本イベントのみでした。一部例外があるけれども。
さてさて、ヤマト以外の新規参戦は閃光のハサウェイ、マイトガイン、クロスアンジュ、クロスボーンガンダムの鋼鉄の7人、真マジンガーZEROvs暗黒大将軍など。まあ、鋼鉄の7人、ZEROはユニットのみの参戦ですが。

新規参戦作品はおおむね原作第一話から始まりますが、OOとユニコーン以外のガンダム系はおおむね原作終了後。ただし、原作通りに終了しておらずパラレルな感じです。具体的に言うと原作終了時に死んでたキャラが生きた残ったまま終了しているパターンが非常に多い。ザンボット3、Zガンダム、ZZ、逆襲のシャアなど、アレ?このキャラなんで生きてんのと思うキャラが結構います。まあ、ザンボット3は原作終了後は宇宙太、恵子はしんじゃってるのでそもそも参戦が難しいですしね。
その他、途中から原作再現されているものも原作からアレンジが加えられていたり、何度か参戦している作品でも割と新鮮な気持ちで楽しめます。

戦闘システム的にはチームなどを組まない単機で戦うタイプで魔装機神を除けば第2次Z以来ですか。
その他、特徴的な変更と言えばパイロットを育成するPPと強化パーツなどを購入するポイントが統一されTacポイントというものになったこと。これは各キャラごとに所有するものではなく、全軍共通なので、どのキャラでも簡単にスキルを手に入れることができるようになり、またPP育成タイプでは今まで多くとも8つだった特殊スキルスロットが大幅増加し、その気になればつけることができる特殊スキルをすべて一人のパイロットにつけることができるようになったので、育成の幅が広がり、育成自体も楽になりました。好きなキャラをより強くしやすくなったのは良いことですな。 お気に入り度★★★★。 170429記  

スーパーロボット大戦X
 発売:2018年3月29日 プレイステーション4
1年ぶりのスパロボですな。なんというか、システム面ではVとほぼ一緒でその点では目新しさはないですな。実際プレイ中はマンネリを感じていたのですが、クリアするとその遊びやすさが実によかったと感じたもんです。。

今回の新規参戦は魔神英雄伝ワタル、ふしぎの海のナディア、バディコンプレックス、Gのレコンギスタの4本です。
いつも通り、新規作品はストーリー初期から、途中からはグレンラガン、ガンダムWクロスアンジュ、マイトガイン、マジンガー。その他は原作終了後ですが、ちょっと特殊な感じで参戦してます。理由はゲーム中で明らかになるけど。

正直なところ、ワタル、ダンバインが参戦するならリューナイトやラムネ&40などファンタジー系(?)をそろえてクロスオーバーを見たかったのですが、それはまた次回以降に期待しましょう。

システム面では最初にいったとおりほぼVのまま。当然改善されてより使いやすくはなっていますが。
で、参戦作品もVから引き続き参戦している物も多くそんなこんなもあり、マンネリ感もつよいのですが、それが逆に安定性を生み出しているので、参戦作品によってVとXの好きな方を遊ぶということができるのは良いところかと。
ワタルの参戦が新たな可能性を開いてくれたので★+一個。
お気に入り度★★★★。 180511記  

スーパーロボット大戦T
 発売:2019年3月20日 プレイステーション4
やっぱり1年ぶりのスパロボですな。なんというか、システム面ではV,Xとほぼ一緒というか、もっと遊びやすくなった形に。実際プレイ中はマンネリを感じていたのですが、クリアするとその遊びやすさが実によかったと感じたもんです。まあ、ぬるくなったともいえるんですが、

今回の新規参戦は劇場版マジンガーZinfinity、わが青春のアルカディア無限軌道SSX、魔法騎士レイアース、カウボーイビバップ、楽園追放の5本です。どれもシナリオにしっかり絡んでくるメインの扱いですな。
また、ガン×ソードが再参戦しているのもうれしいですな。声付き&HD画像では初めてですし。ただ、武器がスパロボKに比べると大幅に減っているのが残念ですが。

あとはPSソフトのゲッターロボ大決戦に登場した真ゲッタードラゴンが参戦しているのも注目ポイントかと。半面犠牲になったキャラたちもいますが。

多くの戦闘シーンでカットインが大幅に増えているのですが、ガオガイガーなどではほぼカットインで済ませていてディフォルメ体型の意味ある?アニメ取り込みでいいじゃんと思ってしまうこともちらほら。カットインは必殺技とかここぞというところで使うことで価値があると思うんですよね。ガオガイガーなんて5つの武器の内4つでカットインが入るんですよ。使いすぎじゃね?

システム面では最初にいったとおりほぼX,Vのまま。当然改善されてより簡単にあつかえるようになっていますが。
逆に非常に遊びやすいスパロボになっているので参戦作品さえ好みに合えばスパロボ初心者にもお勧めできるものだと思います。
とはいえ、やる気の都合でクリアしたのは19年年末なんですけどね。 お気に入り度★★★★。 200116記  

スーパーロボット大戦 スクランブルコマンダー2
 発売日:2007年11月1日 プレイステーション2
スパロボシリーズの新たなカテゴリ「スクランブルコマンダーシリーズ」の第2弾。通常のスパロボと違いリアルタイムシミュレーションになっており、ロボたちも原作の設定どおりのリアルな頭身で描かれているのが最大の特徴
今ひとつ不評だった前作より大幅にパワーアップ!とはいっても前作は遊んでないのでどう違うかはよく分からないが、文句なしに面白い!!
前作にはいなかったバンプレストオリジナルが加わり、シリーズ初参戦として「神魂合体ゴーダンナー」「マクロスゼロ」「ガンダムSEEDディスティニー」が参戦。
今回の良い点はまず演出面。ストーリーの各シーンでロボたちが実際に動いて沈んだ戦艦を回収したり、敵ロボットから落とされるヒロインをロボが空中でキャッチしたりするシーンがフルポリゴンで描かれ、今まではテキストのみで進行していたシーンの臨場感が大幅にパワーアップ!
システム面ではシナリオ1話に対して戦闘マップが最大3面用意され、 それが同時進行と言う扱いで、なお且つ一つのマップに長時間縛られることが無く(長くても1マップ10分程度)実にテンポよく進められる。
原作のクロスオーバーも今回は大いにしておりスパロボならではの楽しみもいつもより多く感じる。
ステータスの確認がしにくいなど、まだまだ荒削りな面はあるが、食わず嫌いはもったいない作品。持ってる人は友人に無理やり貸す等をしてでも面白さを広めるスパロボだと思う。
お気に入り度★★★★★。
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
 発売日:2008年5月23日 ニンテンドーDS
スパロボOGの設定要素を受け継いだRPG。
とはいっても、スパロボやってると「この設定はアレに繋がるんだな」とニヤニヤ出来る程度なので、スパロボやって無くても楽しめる。
全体的には普通の2DタイプのRPGで、特徴的なのは戦闘。とにかく動く動く、しゃべる喋る。タイミングにあわせてボタンを押すことによって、攻撃をつなげることが出来、動きとボイスも相成って格闘ゲームのようですらある。久しぶりに最後まで戦闘に飽きないRPGに出会いましたよ。戦闘前、戦闘後のキャラ同士の掛け合いも種類が多く楽しいし。
シナリオは謎の事件を追うことで事件の謎が解き明かされていくタイプのシナリオだが、とにかくキャラたちの会話が面白い。「セクハラを笑って許せる、むしろ歓迎されるそんなエロ社会!」そんな会話が次から次に繰り広げられ、なんか一昔前のアドベンチャーゲームを髣髴させます。スナッチャーとかポリスノーツとか。だが、それがいい!
ゼノサーガとナムコ×カプコンからのゲストキャラたちも世界観によく馴染んでいて、コンパチヒーローシリーズを彷彿とさせます。もう、キャラゲーの良い見本的ゲームと言えましょう。
あ、あんまり隠し要素はないです。お気に入り度★★★★★。
無限のフロンティア EXCEED
 発売日:2010年2月25日 ニンテンドーDS
上記のまっとうな続編。いろんな面でボリュームアップしてます。
特に仲間になるキャラが大幅アップ!それに伴い戦闘前、戦闘後のキャラ同士の掛け合いも種類も倍増どころじゃないレベルに。そりゃ最終的には支援キャラも含めてアバウト20人でうろつくことになるからな!
上記の掛け合いなど大して長くないものだが、キャラの組み合わせにより、戦闘前後それぞれ300パターンぐらいあるようだし、とにかくDSソフトかと疑うぐらいにしゃべる。戦闘中はほぼフルボイスだし、イベントでも印象的な長セリフはしゃべってくれるので臨場感満点。
戦闘アクションもより派手になり、見ごたえ満点。まあ、一般的なダンジョンマップなどはスーファミと同程度なんですが(笑)
より遊びやすく、ボリューム満点になっていて前作を楽しめた方には問題なくオススメできるゲームです。お気に入り度★★★★★。 100401記
アナザーセンチュリーエピソードR
 発売日:2010年8月19日 PS3
いいところが一つも見つからない。とりあえず1度クリアした感想。
3Dアクションシューティングなのにロックオン性能が悪いわ、ダッシュはロックオンした対象にまっすぐ進まないわ、回避アクションは役に立たないわ、チュートリアルはチュートリアルの体をなしてないわ、巨大ボスは、条件を満たさないとダメージを与えられないわ、ムービーはただ長台詞を話すだけで表示されてるロボットたちはほとんど動かないわ、とりあえずスパロボシリーズとされるのに原作同士のクロスオーバーはほとんどないわ、原作の見せ場はバッツリカットするわ、原作だと改造でパワーアップされたはずの機体が、別個の機体で登場し、改造引き継がれないわ、ストーリーは微妙だわ、ACERオリジナルのキャラたちに魅力は感じられないわで、個人的にのめりこめる要素が何一つない。魅力的な原作を集めた結果がこれですか?。
というか、シリーズ初めてやるワシでもこれだけの思いをするんだから、再開を喜んだシリーズファンはどれほど期待を裏切られたか。…PS2のシリーズは面白かったんだよね?
ストーリーはそれぞれ原作別々の世界から召喚されたキャラたちが、元の世界に還るために頑張ると言う感じなんですが、全体的に残念な感じです。
お気に入り度★。 101115記
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