ミニプラ キュータマ合体シリーズ06
オリオンバトラー
今回は「宇宙戦隊 キュウレンジャー」よりバンダイ社製、
ミニプラ オリオンバトラー
を紹介します。
オリオンバトラーは宇宙戦隊キュウレンジャーの後半に登場した
キュウレンジャーの新たな拠点となるオリオンバトルシップが変形した姿。
今回キュータマ合体シリーズ06では6つの箱に分かれていますが、
各箱にパーツが分かれていて一つの箱では完成しないので、
オリオンバトラーを完成させるには6種すべてを買う必要があります。
方向性としてアオシマの「合体ロボシリーズ」を思い出す。
アオシマの合体ロボはとりあえずばらばらになった単体でも遊べる仕様ですけどね。
オリオンバトルシップ
まずは宇宙戦艦状態のオリオンバトルシップ
宇宙戦艦なのにクロウラーが付いているデザインが燃える。
後部の青い(?)炎状パーツは取り付けてないのが正しいのですが、
紛失防止のため取り付けたままにしてます。
全体に細かくモールドが入っていてスケール感があってよいですな。
デザインカラーリング、コンセプト的にメガレンジャーのギャラクシーメガや
ボウケンジャーのダイボイジャーを思い出す。
ミニプラ ダイボイジャー設定に対して小振りだったけど良い出来だったな。
さて、ギミックとしてはオリオンボイジャーの発進シークエンスが再現できます。
と言っても艦橋が左右に回転し、シリンダーが前後に可動するので手動です。
キュータマの取り付けは安全のため自分の手で行います。
オリオンボイジャーはピンにて甲板に固定されてます。
オリオンボイジャー
ということでオリオンボイジャー。
先端部の色分けはある程度パーツわけで再現されてますが、
銀やメタリックブルーはシールで再現されてます。
オリオンバトルシップくらべてモールドが緩めな印象。
キュータマ
変形、他のギミック
他のギミックとして
オリオンボイジャー以外のボイジャーマシンも甲板に設置でき、
発進シーンを再現できます。
シシボイジャー、リュウボイジャーなど大型のボイジャーマシンは無理ですけどね。
接地できる場所は決まっており、
右舷にオオカミ、オオグマ、カメレオンボイジャー
中央にサソリ、ワシ、カジキボイジャー
左舷にテンビン、オウシ、ヘビツカイボイジャーとなっています。
オリオンバトルシップからオリオンバトラーへの変形は
オリオンボイジャーを発進させたのち、
甲板を少し浮かせてロックを外し、脚を左右に開き、
左腕を伸ばし、
顔を隠しているパネルを開き
右腕にオリオンボイジャーを合体させて変形完了。
オリオンバトラー全身図
ということでオリオンバトラーです。
まあ、デザイン的にはオリオンバトルシップが立っただけとも言えますが。
ごつい雰囲気や甲板がマントっぽく見えるのがなかなか良い感じかと。
キュウレンオーらと比較。
オリオンバトラーは頭一個デカい印象ですな。
オリオンバトラー各部
顔の色分けはシールで再現されています。
ただ、1枚のシールで再現されているのでかなり張りにくいです。
例によって何枚かに切り分けてから使用してます。
正面から見える脛の内側はしっかりモールドが入ってますが、
ふくらはぎ側は特にディティールはありません。
各部可動
肩は前後回転は問題ないのですが、
横に広げる関節は胴体側の上下スイングで再現されているので、
左腕のように前に上げた状態で横に広げることができません。
肘は上腕ロールと1軸でご覧の程度の可動範囲
腰ロールは干渉するので左右15度程度。
股関節も干渉するので画像の程度しか上がりません。
膝は1軸でもしっかり曲がるのですが。
足首の可動はありません。
開脚はこの程度
甲板は艦橋を避けてやればこの程度まで動かせますが、
保持力はありません。
オリオンビッグバンキャノン
当然オリオンビッグバンキャノンも再現可能。
といってもオリオンバトルシップに乗っている3体以外は並べているだけですけどね。
テンビン、ヘビツカイボイジャーは取り付けるためのガイドはあるのですが、
固定されるわけではないので外れやすいのが難点です。
キュウキョクギャラクシー
巨大ロボが必殺武器になるのはジェットマンのテトラボーイ以来伝統ですが、
ヒーロー時の必殺技のように各ロボが支えてというのは新しい試みかと。
総評
ということで、ミニプラ オリオンバトラーでした。
6種全部揃えないと完成しないため、単体で遊べないのは残念ですが、
ボリューム満点でギミックもミニプラなりではありますが
しっかり再現されていて遊び買いはあります。
ただオリオンバトラー時の可動が頑張ってはいるんですが少々残念なところが多く
もうちょっと何とかならんかったかなと思っています。