繰府庵 感想一言の間マンガ編

A~、あ~す

せ~わ

ひとこ間 マンガ編

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ここでは今まで見てきたものの感想をば連ねていきます。
お勧めだったりそうじゃなかったり、まあいろんなことを書いていきますが、
あくまで個人的な意見なのでそのつもりで付き合ってくんなまし。
あ、ネタバレが有る場合もあるんで嫌いな方は注意されたし。

All You Need Is Kill
 漫画:小畑健 原作:桜坂洋  集英社
異星人の送り込んだ「ギタイ」と呼ばれる土木機器に人類が殲滅されそうになっている未来。防衛軍に志願した主人公キリヤ・ケイジは初出撃で死亡する。
と思ったら、1日前に戻ってベッドで目覚めるケイジ。その後何度死んでも1日前に戻ってやり直すという無限ループに取り込まれてしまった。ループに取り込まれたのはなぜか?このループから脱出できるのかというお話。
というかね、死ぬたびに死ぬ前に戻るのが無限に繰り返されるなんて、普通の人なら精神的に耐え切れないはずですよ? ジョジョのディアボロでさえ、「オレ のそばに近寄るなああーーーーーーーーーーーーッ」と涙目になるくらいですからな
ケイジがすごいのは、その環境を利用して自分を鍛え上げるということを選んだこと。肉体的にはリセットされるので、知識的な戦闘テクニックをため込み、生き延びてるループから脱出を図るんですな。
個人的にちょっと気になる描写としては、そうやって溜め込んだ知識にリセットされた肉体がちゃんと反応できるところ。中盤以降キリヤは超絶的な戦闘アクションをするようなるんですが、いくらエース級、熟練兵の知識があるからと言って、新兵の肉体が付いてこれるとは思えないですが。パワードスーツ着てるからそれのおかげなのかなぁ。
原作はラノベで、ハリウッド映画化されるのに合わせて漫画化されたようですが、その辺全く知らずに「となりのヤングジャンプ」で前知識なしで読み出しましたが、すぐのめり込みましたな。
お気に入り度★★★★★ 
BLEACH
 作:久保帯人 集英社
ひょんな出来事から悪霊・虚(ホロウ)の退治者(死神)になってしまった高校生・黒崎一護とその仲間達の活躍を描いたお話。以上Wikiより抜粋。
いやあ、一言で言うと壮絶な後だしじゃんけん勝負。
ダチョウさんで言うとオレがオレが、じゃあどうぞ。と言う感じかも。
もうね、ジャンプ漫画でありがちな強さのインフレがすごいすごい。先に言った「後だしじゃんけん」的にどんどんパワーアップするわけですよ、戦闘中に。
しかも、敵味方数回繰り返す。自分がチート能力を発揮すれば、敵がそれを上回るチート能力を発揮し、ピンチになると隠されたチート能力が発揮されたり、チートな味方が助けに来たり、以下繰り返し。
いや、そう割り切って読めばそこが面白いところだと思いますよ。
お気に入り度★★★ 
BM ネクタール
作:藤澤勇希 秋田書店
近未来、食糧難において日本政府は「BM(バイオミート)」と呼ばれる食用生物を作り出し 難をしのぐのだが、「BM」は金属、 鉱物以外は何でも食べ無限に増殖するという恐ろしい性質を持っていた。
というのを背景に「BM」が街中に逃げ出すというバイオハザードを、とある少年を中心に描くお話。
少年編で2度危機に陥り、青年になっても危機に陥るというなかなかハードラックな話。
基本的に人が「BM」に貪り食われて、おいちんちというかんじ。
お気に入り度★★★。
CLOTH ROAD
漫画:okama 脚本:倉田英之 集英社
コンピュータと洋服が一体化した世界。世界は高度な戦闘能力を持つ洋服を操るトップモデルを擁する トップブランドが統治していた。
ええ、モデルが格闘するお話です。主人公はデザイナー見習のファーガスとモデル見習のジェニファーの姉弟でそれぞれ孤児だったわけですが御互い出会い両親を探すための旅に出るわけです。
で行く先々で成長を遂げていくわけですが、二人の両親にはとんでもない秘密があったりするわけです。
okama先生の絵がお気に入りで読み出したわけですが、どんどん話がでかくなっていきます。ある意味ジャンプっぽい。一人の男のせいで世界滅びそうになってるし。
主人公以外のキャラクターが非常に個性的で目立つんですが、一見地味な主人公たちもちゃんと出番を心得てて良い感じです。
お気に入り度★★★★。記091126
Docter K
作:真船一雄 講談社
スーパードクターKの続編。
KにはK自身も知らなかった生き別れの妹が存在した。しかも彼女は医術の悪利用を目的としていた。Kは彼女を救うために奔走すると言うのが、前半のお話。
後半はガンが再発したKの闘病のお話。
特に後半は医師のある姿を描きなかなかに胸を打つ話になってます。
お気に入り度★★★★。
FIRE FIRE FIRE <トリプルファイヤー>
作:佐藤ショウジ 集英社
電波が使えなくなり通信や情報網が役に立たなくなった荒廃した未来が舞台のアクション活劇。伴侶を探す放浪少年、自らのオリジナルパーツを探すサイボーグ、謎多き美女の奇妙な3人組の冒険が描かれた御話。
ノリが非常によいです。いかにも冒険活劇って感じで。主人公ジガはいい意味でバカだし(お色気より飯優先!)サイボーグシシさんはかっこよいし、ヒロイン、フェイは色っぽいし。台詞回しも良い感じ。
久々にジャケ買いし、そして期待を裏切らない内容でした、本編は!!
が、恐ろしいことに単行本第一巻には「体験版コミック」と銘打って全体の約25%は別の漫画の第1話が収録されている事実は買って読んでみるまでわからないのだった!!良い紙が使われているものの、税込み700円弱と同サイズの単行本に比べて150円高いのにこのありさま。舐めとんのか集英社!?
まあ、久しぶりに竹内桜先生の漫画読めたからよいけど! ずいぶんと絵変わってて最初気付かんかった!!
ちなみに連載誌の「JC.COM」は雑誌ではなく隔月発行のアンソロジーらしく、昔懐かし「コミックガイア」を髣髴とさせる。
あくまで本編の評価→お気に入り度★★★★★。記091211
Go da Gun
作:片倉 M・政憲 集英社
ゴー・ダ・ガンと読むべし、な格闘学園アクションマンガ。
主人公の剛打銃(ごうだ ガン)はガンシュートアーツと呼ばれる格闘技の使い手である。と同時に結構な問題児でもう全国何所の高校からも「くんなっ」といわれる始末。
たった一つ残った私立狼獣高等学園(絶海の孤島にあり、完全寮制)におとんにぶち込まれてしまうのだが、そこは喧嘩自由主義の学園天獄だった。
実に格闘シーンのカッコいいマンガであるが、作者は習作として描いていたらしく、 別の漫画が描きたくなったため少々微妙な終わり方をする。残念。 お気に入り度★★★★。
GANTZ
作:奥浩哉 集英社
とりあえず、主人公がまず電車にはねられて死ぬ。
で、気が付くと不思議な黒い珠のある部屋に転送されて、わけのわからぬまま謎の異星人(?)と闘わされる話。
とりあえず、笑っちゃうほどポンポン死ぬ。現状で主人公も死んでる。単行本21巻での状況。
で、なにやら結局人類生存をかけたお話のようですよ。 難しいこと考えずにイッキ読みするのに向いている類の漫画かと。 
お気に入り度★★★★。
JIN-仁-
作:村上もとか 集英社
JINは主人公の名、南方”仁”と医は仁術の”仁”にかけてあると思われ。
主人公、脳外科医南方仁はとあるきっかけで幕末へとタイムスリップしてしまう。現代へ戻る方法もわからないので、とりえである医術を使って幕末の世界で暮らしていくことになるのだが、当然、幕末としては不可能な手術を次々と行い、当時の人間たちの注目を集めていくことになるのだが、当の本人はタイムパラドクスではらはらしながらも、人の命を救うことに命をかけていくというお話。
TVドラマかもされており、細かいところもチョコチョコ違うが、大きく違うのは仁の婚約者の存在。 漫画ではさらっと結婚を断れて消えていくのだが、ドラマでは重要人物に。ドラマも良い出来でお勧めです。
次々と幕末の有名人が出てくる所も面白く幕末の文化が丁寧に描かれているのも良いところだと思います。
お気に入り度★★★★。記101225
JUNK
作:麻宮 騎亜 秋田書店
引きこもりの少年が「JUNK」と呼ばれる物のテスターに選ばれた。
届いた「JUNK」は謎の腕時計のようなもので腕につけてボタンを押すと、強化スーツをまとった姿に変身するのだ。
少年は最初自分を虐めた人間に対して復讐する等、自分の思うがままにJUNKの力を使うが、さまざまな事件に関るうちに人として成長していくと言う話。
お気に入り度★★★。
K2
作:真船一雄 講談社
ドクターKの続編。Kが最後の手術を受け、5年後の話になる。
今回はKの一族を陰から支えてきた分家の「K」が切れてしまったドクターKの系譜をついで行くこととなる。
先代のKの残した10本のメスを追う話と、臓器移植に関る犯罪組織を追う話がメインストーリーに。
と、序盤はそんな感じですが、犯罪組織のエピソードは解決し、最近では10本のメスの話もとんと出てこず、普通(?)の医療モノの話がメインです。
最新の医学療法が色々と紹介されていくのが面白い。
お気に入り度★★★★。追記121017
MW(ムウ)
作:手塚治虫 小学館他
十数年前、沖縄のとある島の全住人が死亡した、たった二人の少年を残して。
成年して一人は神父の賀来巌に、一人はエリート銀行マンの結城美知夫となるが、結城には裏の顔、狂気の連続凶悪犯罪者の顔をもっていた。
ストーリーは結城の犯罪行為をとめようと悩む賀来神父の姿と、結城が何故、連続凶悪犯罪者なったかの謎を追う形で展開される。そして衝撃の決幕がまっている。
生々しい性描写や猟奇的殺人場面が描かれているピカレスク・ロマン。
このたび玉木宏主演で映画化。 結城美知夫を玉木宏が演じるのは漫画のイメージどおりの配役。が、山田孝之が賀来神父と言うのはちょっと違う気が。原作だと賀来神父のほうが年上だしもっとゴツイんで。
お気に入り度★★★★。
P.S.すりーさん
 作:IKa マイクロマガジン社
メーカーをプロデューサー、ソフトを歌、ゲーム機をアイドルとして擬人化した4コママンガ。いわゆるブログ本と言う奴です。公式ブログはこちら。というか、単行本に収録してあるマンガはほとんどブログで読めてしまいますが、本のみに収録してある追加マンガはなんとカラー仕様。
主人公はPS3をモチーフにしたすりーさん。ライバルとしてWiiモチーフのうぃーさんやXBOX36○のはこまるさんなどがでてきて、売れないアイドルすりーさんが、けなげにがんばると言うお話。ある程度実話を元にしています。
友人に勧められてよんだのだが、これが面白い! ゲーム機をアイドルに見立てるアイディアに脱帽。自分の持ってるゲーム機に思いいれを持って読むとなおさら楽しめ、ゲームニュースを細かくチェックしている人間ならさらに楽しめますな。  お気に入り度★★★★。
PLUTO プルートウ
漫画:浦沢直樹 原作:手塚治虫 小学館
鉄腕アトムの名エピソード「地上最大のロボット」を浦沢直樹先生が完全リメイク。
原作では数ページにしか出なかったドイツの刑事ロボ、ゲジヒトを主人公に本格的なサスペンスドラマが繰り広げられる。浦沢節全開である。
そんなわけで本来端役だったプルートウに破壊される6体のロボットも背景がしっかり描写され、それぞれがかっこいい!そんなもんで原作だと1巻にも満たなかったエピソード全八巻にもなるのだ。
当然原作も大好きです。  お気に入り度★★★★★。
X-MEN
作:中原れい他 竹書房
昔アニメのX-MENがテレビ東京系で放送されていたころに発売されたもので、 基本的にはアニメのストーリーを漫画化したもの。
話によっていろんな漫画家が描いているので、回によってまったく絵が違うのが面白いところ。
お気に入り度★★★。
XENON-199X・R-
作:神崎将臣 徳間書店
重機甲兵ゼノンシリーズ完結編(?)墜落事故を起こした旅客機に乗っていたはずの叶飛鳥は全ての記憶を失い、東京をさまよっているところを友人たちと再会したが、軍事秘密組織"赤い海"にサイボーグとして改造されていたのだ! こうして叶の"赤い海"との」戦いは始まったのだ。
というのが基本的な設定で小学館の「少年ビッグコミック」で連載され未完で終わっていた「重機甲兵ゼノン」の続編。
作者の手掛けるいくつかの漫画と世界観がリンクしており、コミックアッパーズで連載されて未完だった「ブルーバック」のストーリーも回収している。
悪の組織に改造されその組織に反逆するヒーロー物です。  お気に入り度★★★。
YAIBA
作:青山剛昌 小学館
父とともにジャングルで修業にはげむ型破りの少年剣士・刃(ヤイバ)!!そして今度は、新たな修行の地、日本で、サムライ魂一直線! 以上アマゾンより抜粋。
ヤイバを主人公にした剣劇ヒーローアクション。と、言っても様々な特殊能力や怪人、宇宙人、地底人まで登場する。
個人的に大きく分けて、ヤイバの登場からライバル鬼丸との因縁を描いた「風神剣,雷神剣編」
空中要塞を築いた鬼丸に対抗するため、空を飛べる龍神の玉を探す「龍神の玉編」
龍神の玉獲得と同時に目を覚ました月星人かぐやとの死闘を描いた「かぐや編」
地上侵攻をしてきた地底人に苦戦する「地底人侵攻編」
ヤマタノオロチを復活させ世界を滅ぼそうとする鬼丸との決戦を描いた「鬼丸決戦編」
特殊な力を使える剣を失い己のみの力で数々の剣豪と戦う最終章「織田信長御前試合編」
それぞれ特徴があり、テンポも良くて魅力的。今見ても十分楽しめる漫画だと思いますよ。
まだまだ続きそうな雰囲気で、事実続けようと思えばつづけられたと思うけれども、割とあっさり終わりましたな。まあ、地底人や近いと言え宇宙人と戦ったら次は誰だよ、異次元人か、未来人かと際限なくなりますからな。良い終わり方をしたのではないかと。
お気に入り度★★★★★。 記:140212
Zマジンガー
作:永井豪 講談社
名作「マジンガーZ」にギリシャ神話の要素を加えて完全リメイク。
ギリシャ神話の神々は古代地球に降り立った巨大な機械人類で、マジンガーはギリシャ神話におけるゼウス(Z神)で、古代遺跡から発掘される形になる。
今回のミケーネ帝国は「超次元宇宙オリンポス」でもともとこれが古代地球を支配していてゼウスがそれに反逆。で、地球は開放され現代にいたるが、オリンポスに同調したDrヘルにより再び侵略に危機におちる。で、そこに兜甲児が朽ちたゼウスの体を発見し、ゼウスの意思を継ぎ、戦うことになる。というのが基本的なお話。
各所が現代風にアレンジされており、兜甲児は今風に茶髪のサッカー部の高校生で妹がいたり、ボスに名前(棒田進)がついてたりする。
面白かったんだけど残念なことにこれも未完。
お気に入り度★★★★。
アップルシード
 作:士郎正宗 青心社
士郎正宗のデビュー作。近未来のサイバーアクション。
当時アクションシーンのスピード感が人気を博した。 今見ても面白いが話が非常に難解。近年CGアニメ映画が作られた。
五巻が出る出ると言って早十年がたつ。
お気に入り度★★★★★。
ああ探偵事務所
 作:関崎 俊三 白泉社
「ああ探偵事務所は電話帳の一番最初にのっている探偵事務所です…」
毎回このセリフが出てくるように、ああ探偵事務所の「ああ」は感嘆詞の「嗚呼」ではなく、純粋にあいうえお順で最初に出てくるための「ああ」なのだと読むまできづかなかった。
コスプレ好きの(本人は変装だと言い張る)貧乏探偵妻木が数々の難依頼、珍依頼を解決していくお話です。推理モノではなく探偵モノです。
結構個性の強いキャラが次々に出てきて面白い。
お気に入り度★★★★。
蒼き鋼のアルペジオ
 作:Ark Performance  少年画報社
近未来の日本近海を舞台とした海洋戦記もの。全海洋を謎の超兵器集団「霧の艦隊」に占拠され人類大ピンチ。特に海に囲まれ生活物資を輸入に依存してた日本が。
霧の艦隊の船は第2次大戦期に活躍した艦艇の姿をしていて、それぞれが自己の意識を持っている機械生命体のような存在で、初めて現れたころは船そのものだったが、最近は「メンタルモデル」と呼ばれる少女の姿を模したコア的なものを作って活動している。
このメンタルモデルが物語の鍵のようで霧の艦隊を裏切り、人類というか主人公の味方になった潜水艦イ401が初めにメンタルモデルを得たうちの1体ということで、彼女の存在もあり主人公、千早 群像は霧の艦隊となんとかコミュニケーションが取れないかと考えている。
主なストーリーは霧の艦隊に対抗するための新兵器を作った日本が生産のためアメリカに試作品と設計図を送るため、霧の艦隊の鑑定に対抗できる唯一の存在である主人公にその仕事を依頼するという話なんだが、10巻発売されても未だに日本近海をうろついているという。
まあ、霧の艦隊という明確な人類の敵がいるのにいまだに戦争をやめない世界各国のの様子だったり、日本国内の陰謀劇や、霧の艦隊のメタルモデルたちの確執だったりを描いているので話は長くなるんですけどね。
結構複雑な話なんで単行本でじっくりと読むのに向いてると思います。
お気に入り度★★★。記:150610
アクメツ
 原作:田畑 由秋 漫画:余湖裕輝 秋田書店
一言で表すならまさしく「痛快!」な漫画。主人公アクメツは「一人一殺」をモットーにし、日本を食い荒らし駄目にしてきた官僚、政治家を断罪する仮面のダークヒーローである。
無駄な公共事業に税金をつぎ込み利権をあさる政治家。点数稼ぎばかりでまともに暴走族すら取り締まらない警察上部。薬害事件の責任をとろうとしない厚生省官僚etcetc、それらを次々と断罪&殺害し自らも果てるその姿はまさしく痛快そのもの。善をも貫き悪を超える「貫善超悪」
アクション、バイオレンス、パロティ、政治、教養多くのジャンルを内に秘めた、まさしく娯楽大作。
お気に入り度★★★★★。
足洗邸の住人たち
 作:みなぎ得一 ワニブックス
大召喚と呼ばれる事件で妖怪や悪魔たちが現世に現れ、人間と一緒に暮らすようになった世界。主人公の福太郎はネコマタが管理人をする「足洗邸」に引っ越してくる。其処は自分以外の住人は、皆妖怪なのだった。
そんな感じの妖怪もので例によって、足洗邸で起こる様々な事件をつづったモンです。概ね福太郎は女性キャラに振り回されてることが多い。
古本屋で、背表紙だけでひかれてジャケ買いしてあたりだった珍しい奴。住人のメフィストの性格が友人とよく似てる。 お気に入り度★★★★。
あずまんが大王
 作:あずまきよひこ メディアワークス
言わずと知れた四こま漫画の壁を打ち壊した傑作。
とある高校に通う女子高生、美浜ちよ(10歳)を中心にほのぼのとした高校生活3年間を描いたもので、ふりかえると(現在2008年)アバウト10年前に連載されていたんだな~。数々の名キャラクター、命台詞を生み出した。「女子高生とか好きだから!」「…死ぬような事を」
当然好きなキャラはちよパパ。メインの女性キャラに限定すればよみ。男として尊敬してるのは木村先生。
で、ふと気が付くとこのたび創刊(復刊?)されたゲッサン(小学館)で短期集中連載として「補習編」が掲載される。 でもなんか全体的にキャラの顔が違う。「よつばと」を描いている間に結構絵が変わったのだな。 お気に入り度★★★★。
いかさま博覧亭
 作:小竹田 貴弘 アスキー・メディアワークス
怪異いかさま博覧亭の続編。設定などまったく変わってませんが、出版社だけ変わった。(ホロリ)
ということでノリはまったく一緒で前作楽しめた肩はそのまま楽しめること請け合い。
キャラクターたちのエピソードがより深く展開されていますが、一つ一つのエピソードが長めになって複数話にわたる話が多くなったのはちょっと残念。
お気に入り度★★★★。記121205
いとしのムーコ
 作:みずしな孝之 講談社
ガラス工芸作家(?)コマツさんとその愛犬ムーコの日常を描いた漫画。ムーコの視点で。犬漫画ですよ。
ムーコの犬らしい無邪気っぷりがたまらなく面白い。
この春(2011年)に連載開始したばかりでイブニングで好評連載中。
お気に入り度★★★★。記110528
ウィッチクラフトワークス
 作:水薙 竜 講談社
平凡な高校生男子、多華宮 仄はある日突然校舎が降りウサギのぬいぐるみの騎士団に襲われる状況になる。それを救ってくれたのは学校で姫と呼ばれる存在の火々里 綾火。彼女はなぜか魔女の姿をしていた。
と、そんな感じで始まる多華宮の中に封じられた「白姫」と呼ばれる存在の争奪戦なんですな。
むう、言葉で描くとこれ以上書くことがない感じですが、多華宮君と火々里さんの失われた過去とかいろいろとある謎が徐々にわかっていく様やライバル(?)キャラがひどい目に合う日常などがなかなか楽しいです。 お気に入り度★★★。記151209
ジャンル:秘宝争奪魔女もの
成分:主人公・お姫様ポジションな高校男子
ヒロイン・無口な無敵魔女 巨乳率・非常に高し、でもエロくない ケモミミ:てんこ盛り 
ウイナーズサークルへようこそ
 作:甲斐谷 忍 集英社
今まで馬、ジョッキー視点の「マキバオー」、生産者視点の「じゃじゃ馬グルーミン★UP」などなど数々の競馬漫画がありましたが、ウイナーズサークルは馬券を買う側視点のお話。
主人公ナナオは漫画家を夢見る三流大学生。が、画力は高いものの描いた漫画は面白くないと担当にバッサリ。失意したナナオが占い師に導かれた場所は競馬場。そこで出会った馬券師集団「ウイナーズサークル」にナナオ本人が気づいていない審馬眼を見抜かれ、ナナオは利用されることに気づかないままサークルに嬉々として参加することに。「僕は馬券神になる!」というのを目的に。
主人公が競馬初心者のためこと細かく競馬用語の解説や馬券の買い方を解説してくれるので、競馬初心者でも楽しく読めると思いますよ。今(15年1月中旬)なら隣のヤングジャンプにて30話まで無料で読めるので、暇な人は読んでみて損は無いと思いますよ。というか、最近隣のヤングジャンプの漫画ばっかり紹介してるな。  お気に入り度★★★。記150114
うしおととら
 作:藤田和日郎 小学館
寺生まれの中学生、蒼月潮はあるとき、鞍にある封じられた地下で獣の槍にはりつけにされた妖怪「とら」とであう。獣の槍を手にしたうしおはそれをきっかけに母の謎を追い、大妖怪「白面の者」と対峙することになっていく。
全国を各地を知り合った人や妖怪たちが、決戦でそれぞれの形でかかわってくるのが圧巻です。
ということでざっくり20年前に完結した漫画がまさかのアニメ化。分割3クールとは言え最後までやるということはうれしいのですが、全体のボリュームを考えると相当エピソードが整頓されてしまいそうなのが残念。
13話まで終わった段階で凶羅は出てこなさそうだし、香上、片山コンビも怪しそうな雰囲気ですが。
アニメでカットされてしまったエピソードも面白いのでアニメから入った人も原作読んでほしいですな。
お気に入り度★★★。記150930
宇宙兄弟
 作:小山宙哉 講談社
タイトルどおり兄弟揃って宇宙を目指すお話。
時は2025年と近未来。弟が人類初の月面基地でのミッションに選ばれるが、同じころ主人公の天然アフロのお兄ちゃんは自動車メーカーを首になり、ニート生活になりかけるが、弟の励ましにより心機一転、宇宙飛行士を目指すことに。
で、宇宙飛行士になるために延々とJAXAの選抜試験を受けるわけです。32歳で。
主人公と年齢がほぼ一緒のため感情移入しやすくていけません。
宇宙飛行士選抜試験に合格していくために、お兄ちゃんのスペックはそれなりに高いんですが、それと感じさせない微妙なヘタレっぷりが良い感じ。
同じく宇宙を目指すライバルたちもおのおの個性的で面白いです。  お気に入り度★★★★。記101127
ウルトラジャンプ
 雑誌 集英社
月間マンガ雑誌。毎月20日ごろ発売。
集英社のマンガ雑誌では一番のクオリティを誇ると思われる。
「天上天下」「銃夢LastOrder」「スティールボールラン」「バスタード」など 多くの人気作を抱える。
集英社他紙で人気がありながらも連載が遅れがちな漫画が集まってくるような気がする。 「ハンター×ハンター」ももっと大人向けならこの雑誌にやってきていたはず。  お気に入り度★★★★★。
ヴァン・ヘルシング
 原作:河田 雄志 漫画:行徒 集英社
タイトルどおりヴァンパイアハンター、ヴァン・ヘルシングが吸血鬼を倒していくお話。
1巻の表紙だけ見たらシリアスな話かと思いますが、中二病をこじらせた挙句、モテないおっさんヴァンパイアハンターになったヴァン・ヘルシングが自分の黒歴史とポエムと思い込みと願望と中二っぷりをさらしながら、なんだかんだで吸血鬼を倒していくというギャグマンガ
当然劇中で吸血鬼を含む他の人々にもドン引きされており、痛々しさ満載。
シリアスな絵柄とそのヴァン・ヘルシングの痛々しさが何とも言えないギャップを生んでいて面白い。
決してヘルシングに共感してはならない、あなたも彼のようになってしまう恐れがあるので。
とりあえず、1巻と2巻の表紙の違いでほんとに同じマンガなのかと疑いたくなりますが、ある意味雰囲気をよく表してます。
本来の連載誌ジャンプ改が休刊してしまったが、隣のヤングジャンプで過去の連載から公開中ですよ。  お気に入り度★★★★★。記150506
エレキング
 作:大橋ツヨシ 講談社
週刊モーニングで好評連載中の4こま漫画。
珍奇なキャラたちがシュールな日常を繰り広げる。
驚くべきことに07年11月よりキッズステーションにてアニメ化されることになった。何考えてんだ!キッズステーションの中の人! だがそれがいい!!
おそらくギャグ漫画日和のような15分枠に違いない。おいさんが、学生が、猫氏が、赤さんがテレビ狭しと駆け回らないのが楽しみである。
お気に入り度★★★★★。
演撃少女命
 作:林家志弦 メディアワークス
神楽 命(かぐら いのち)はお母んの遺言により私立星皇学園に転入する。 そこはありとあらゆる芸能方面の教育をする芸能学園だったのだ!
イノチはそこで「台本覚え」「コスプレ」「変装」などの数多くの勝負を繰り広げるというギャグ漫画。
…演劇して無いじゃん。 お気に入り度★★★★。
おかいこぐるみ/蚕三文記
 作:唯根 集英社
お気楽カイコと編み物系男子のゆるゆる日常ライフ。と連載元である隣のヤングジャンプでも銘打たれているだけあって、蚕の成虫の無邪気なヒメちゃんと蚕の幼虫のクールなアトちゃんと編み物が趣味の虫が苦手な社会人男性の日常を描いた漫画。
アトちゃんヒメちゃんは劇中では明確にされてないけれども、蚕の精霊かなにかと思われるのだけれども、彼らが非常にかわいくて何ともたまらんわけですよ。
ちなみに単行本、9月から開始される第2部からは「おかいこぐるみ」に改題されますが、15/08/19現在は旧題の「蚕三文記」として連載中です。
お気に入り度★★★★★。記:15/08/19
拝み屋横丁顛末記
 作:宮本福助 一迅社
時は平成、舞台はとある横丁。そこには神主、陰陽師、坊主などいわゆる「祓い屋」があつまり、その名も誰が呼んだか「拝み屋横丁」。その横丁の大家さんを中心に幽霊などにかかわる事件が次々に起こるコメディ。
まあ、主にトラブル起こすのは長屋の店子なんですがね。三爺とか生臭坊主崩れとか慢性締め切り病の女流作家とか。それを大家さんが治めるという感じですな。まったりと流れるゆるい雰囲気が良い感じです。
作者自身も1巻の巻末で言ってますが、連載が進むにつれキャラクターの顔が結構変わってます。特に女性陣。初回から出てるヒロイン(?)の女流作家なんて最新の単行本の顔を比べると完全に別人だもの。
地味にドラマ化されてたらしい、うじきつよし主演で。 お気に入り度★★★★★。
オメガトライブ
 作:玉井雪雄 小学館
引きこもりだった主人公アズマ・ハルは親父に殺されかけ、それをきっかけに未知のウイルスに感染し、新人類と進化する。で、人類を新世代の人類に導くためにあーだこーだしているうちに、日本でクーデターを起こす必要に迫られて行動を起こす話。
なのだが、11巻あたりで主人公が元ライバル現仲間の梶というキャラに代わってしまう。まあ、主人公春より、いろんな意味で魅力的なキャラだからな、梶君は。
春は「オメガトライブキングダム」と言う続編で大活躍しているようだ。 お気に入り度★★★。
オメガトライブ・キングダム
 作:玉井雪雄 小学館
と、言うことで上記の続編。日本でクーデターを起こすために本格的に動くお話。 梶君は政治家として頑張り、ハルは警備会社のCEOとして頑張る話ですが、他のウイルスの新人類が次々と襲ってくる感じでなかなかままならない感じです。
最後は広げた大風呂敷を一気にたたんでいく感じなんで、個人的には置いてかれた感じのするラストです。 お気に入り度★★★。
オヤマ!菊之助
 作:瀬口たかひろ 秋田書店
歌舞伎の名家藤井家の嫡男、菊之助は女形を極めるために伝統ある女子高、黒髪学園に転入した。
ただでさえ男子禁制の女子高にスケベな問題児が入ってきて次々とトラブルを巻き起こす、という学園ラブコメ。
いわゆる少年チャンピオンのエロ枠(笑)。ただ連載自体が4年続いていることからわかるように、普通にラブコメとして読んでも面白いかと。ほぼ毎回変わったヒロインが出てくるところも面白い。
お気に入り度★★★。
火星人刑事
 作:安永航一郎 集英社
「カセイジンデカ」とタイトルは読む。
火星人刑事は学園内で起こる犯罪に対抗するために設立された特殊刑事である。普段は普通の女子高生、 有事には「火星人」刑事となり事件を解決するのだ!
…と言う設定だったはずが、いつの間にやら火星人殺法の話が メインになり学園からは遠ざかっていくのだった。それに伴いギャグも減っていったような気がする。 あと主役の影の濃さも。  お気に入り度★★★。
ガード・ドッグ
 作:くつぎけんいち 集英社
ボディーガード豪徳寺光の本職はやくざである。そんな彼がアイドル、女弁護士 から果ては馬まで様々な対象をガードしていく人情味あふれるドラマ。
豪徳寺の生き様が不器用ながらもカッコいい。
お気に入り度★★★★。
怪異いかさま博覧亭
 作:小竹田 貴弘 一迅社
時は江戸時代、両国の閑古鳥の鳴く妖怪専門の見世物小屋・博覧亭を舞台に繰り広げられるコメディー奇譚。
例によって妖怪モノ。ええ、妖怪モノ大好物ですから。
まあ、退魔モノではなくコメディーです。
おおむね博覧亭に客が入らなくて四苦八苦するか、博覧亭の周りで妖しげな事件が起きて主人公たちが振り回されるかな感じ。うん、あまり解決してないぞ。
マスコット的な可愛い妖怪好きなら読んどけ。
お気に入り度★★★★★。記111029
怪獣のテイル
 作:F4U 集英社
怪獣オタクでニートぎみな青年マサキの元に、ある日突然宇宙から巨大な卵が降って来た。
卵から生まれてきたのは尻尾の生えた女の子型怪獣。テイルと名づけられたその子はマサキを「おとーさん」と呼び、慕うように。
そんなテイルとマサキを中心に同じ様な境遇の怪獣たちと「ごっこバトル」をして過ごす日々を描いたほのぼのコメディ。
テイルは見た目は少女だが、身体に「火炎袋」を持ち熱線をはくことができる立派な怪獣で、その他にも人造怪獣や電撃怪獣などなどいろいろ登場し、最後にはヒーロー的なキャラまで登場し、意外としっかりと怪獣モノのセオリーを踏襲している感じです。
お気に入り度★★★★★。記120926
怪人ようちえん
 作:新貝田 鉄也郎 集英社
世界支配を目指す秘密結社ヘイトロンの運営する幼稚園。そこでは立派な怪人になるために頑張る「エンジ」達がいるのでした。
エンジは改造人間のタマゴ。タマゴといっても改造済みできっちり人間の姿に変身できず動物的特徴が出っ放しなので、ちゃんと人間に変身できるまではエンジとしてようちえんで過ごしてます。怪人としての姿も別にあるようなので、中間形態のままという感じですかね。
そんな幼稚園でクモエンジのいととコウモリエンジのこえが中心となって日々健やかに過ごしていくお話です。
まあ、とにかくエンジたちがほほえましいのです。それをめでる漫画かと。
お気に入り度★★★★★。記150916
海賊と呼ばれた男
原作:百田尚樹 漫画:須本 壮一 講談社
第二次大戦後、出光石油の前身となった会社(漫画中では国岡商店)がどのようにして石油を手に入れ販売できるようになったかを社長を中心とした視点で描いた小説のコミカライズ版。

いや、ただでさえ戦後の物のない状態から会社の規模の小さくせざるを得ない状況で、従業員を一人も解雇せずに会社を存続させるために、様々な手を社員一丸になって進めていく姿が実に素晴らしい。
しかも会社の利益だけでなく日本国民全体の利益を考えての行動だったりしますしね。

それに対してライバル会社や役人たちのちっちゃいことちっちゃいこと。
当然マンガであるため主人公である国岡商店が美化されてるとしても、人として非常に残念な人間性の集まりなんですよ、ライバル会社や役人たちは。

どちらかといえば堅苦しい話なんですが、史実を元にしたストーリーと硬質な絵柄が実にマッチしていて、読んでいて引き込まれます。
お気に入り度★★★★★。記160316
ジャンル:ビジネスマンガ 近代史もの
成分:主人公・オッサン ヒロイン・そんなものはいない いや、男性社員一人一人がヒロインじゃ?
近代史 経済 復興 陰謀劇

かみあり
 作:染屋カイコ 一迅社
10月は「神無月」、全国一般ではそういうが出雲だけは、出雲大社に日本全国の神々が集まるために 「神在月」と呼ぶ。と、そんな出雲の10月を関西から引っ越してきた少女、サチが様々な神様、精霊にちょっかい出したり出されたりするほのぼのコメディ。
まあ、現代を舞台にしているわけで出雲にやってくるのは日本の神様だけではなく、ゲームなどで浸透した海外の神や悪魔まで出雲に集う始末。神様は人間の思い込みによっていろいろと左右される存在のようですよ。
エジプトの豊穣の女神バステトが学校生徒全員をネコ耳にしてみたり、玉祖命というレンズの神様がメガネからコンタクトにしようとするサチの友人を必死で止めたりしてます。 お気に入り度★★★★。記090718
銃夢(ガンム)
 作:木城ユキト 集英社
荒廃した未来が舞台のサイバー格闘アクション。
かなり退廃した未来感を描いており、独特な世界観。
主人公ガリィは記憶を失った少女サイボーグで 機甲術と呼ばれる武術で賞金稼ぎをする…。
お気に入り度★★★★★。
銃夢LastOrder
 作:木城ユキト 集英社/講談社
上記の続編。いったん完結した銃夢だが、その完結とは別の話になる。 具体的には銃夢の最終巻中盤あたりから分岐してこれにつながる。
舞台は宇宙になり、退廃した世界観は少々影を薄める。 
追記:130911 そういえば今さらですけど連載誌が講談社のイブニングにかわってますよ。
お気に入り度★★★★。
キカイダー02
 原作:石ノ森章太郎 漫画:MEIMU  角川書店
石ノ森章太郎原作の「キカイダー」のリメイク版。
ストーリーは特撮版、漫画版とも違い、独自の話を展開するが基本的な設定などは、ほぼ一緒。
MEIMU先生の絵柄が、ストーリーのダークな雰囲気に非常にあっており、 良い感じです。
個人的に結幕に腑が落ちないのが残念。
お気に入り度★★★。
強殖装甲ガイバー
 作:高屋良樹 角川書店
変身ヒーローアクション漫画としては最高峰。
ストーリーの進みの遅さも最高峰。
高校生深町晶は学校の帰り道、なぞの物体「ガイバーユニット」を拾ってしまう。ひょんなきっかけでそれを起動してしまい、晶は強殖装甲をまとったガイバーとなってしまう。
世界征服をたくらむ組織「クロノス」はガイバーユニット秘密を得るためガイバーとなった晶に次々と刺客を送り、晶はいやおうなしにクロノスとの戦いに巻き込まれていくのだ。というストーリー。
変身ヒーローの葛藤やパワーアップなど魅力をあまさず出している良作。 しかし、連載スピードも遅い。
お気に入り度★★★★★。
今日のテラフォーマーズはお休みです。
 原案:[テラフォーマーズ]貴家悠&橘賢一 漫画:服部昇大 集英社
テラフォーマーズの公式パロディ漫画。
本編の基本設定とコミカルな部分だけを取り出してよりすちゃらかにした感じです。
話としてはアネックス号が地球を出発して火星につく前に、故障して未知の惑星に不時着するということなんだが、ねーよ、そんな惑星、地球と火星の間に! と誰でも突っ込むこと受けあいなくらい、いい加減です。
あとの設定はとなりのヤングジャンプで1話から読めばわかるので読め。(14年8月中旬現在)
原作読んでなくても単純にギャグマンガとして読めますが、原作ではと大して活躍もせずに死んだ人にもちゃんと出番があるのが、ほほえましいというかなんというか何とも言えない感情が沸き上がります。 個人的には本編より、お気に入りだったりします。
お気に入り度★★★★★。
銀河英雄伝説
 原作:田中芳樹 漫画:道原かつみ 角川書店
「銀河の歴史がまた一ページ…」の漫画版。
銀河英雄伝説をまったく知らない人に簡単に説明すると、はるか未来、銀河で専制国家の銀河帝国と民主主義の自由惑星同盟が長い間戦争していて、そこに帝国側にはラインハルト・ローエングラム、同盟側にはヤン・ウェンリーという天才があらわれ、大きく歴史が動くお話。
原作小説は読んだこと無いので比べようが無いが、アニメは一通り見た。で、違うところはルビンスキーという黒幕な感じの子悪党その1がルビンスカヤという女性に代わってることぐらいかな。
長い間、連載が止まっていたがこの度復刊したコミックリュウにて連載再開された。とりあえず誰かDVDボックス下さい。お気に入り度★★★★。
銀河戦国群雄伝ライ
 漫画:真鍋譲治 メディアワークス
銀河にある国の1雑兵にすぎなかった「竜牙ライ」が成り上がり、ついには大銀河帝国の皇帝に上り詰める風雲伝。
「戦国」と言う言葉から連想されるとおり、全体的に和風と言うか東洋風なスペースオペラ。
戦、謀略、裏切り、死闘、数々のライバル、英傑たちを堂々と描ききった大作で個人的には真鍋譲治の最高傑作。A5版で外伝もふくめ28巻の大長編である。
で、その外伝と言うのが、作者自体がキャラたちのエロ同人誌を描いており、それを元にした主人公の隠し子の話を描いてるのが笑える。
お気に入り度★★★★。
キングダム
 作:原 泰久 集英社
秦の始皇帝を支えた大将軍のお話。といっても兵士になる前の一村人から始まりますがが。
そんな一村人(未満)の主人公、信がなりあがる物語で、最近の主人公らしく少年ながらも強い強い。普通の兵士じゃ歯が立たない程度には強い。けれどそれを上回る猛者がごろごろと。恐るべし中国戦国時代。
各戦場が大規模で、一つの戦いが集結するのに数巻かかることもあるが、不思議と冗長さは感じられず、テンポ良く中身が濃いマンガです。登場人物もおっさんだらけで濃いですけど。強敵との直接戦闘を長々と描かないのがそのテンポの良さかもしれませんな。
15年10月で単行本40巻が出ますが、当分秦は中国統一しそうにないですし、信が大将軍になるにはまだまだかかりそうですけど。 しかし40巻、最終巻といっていいようなデザインの表紙だな。
お気に入り度★★★★。
ジャンル:古代中国戦国モノ 立身出世成長劇
成分:主人公・瞳の小さい少年 ヒロイン・二人(?) 恋愛要素・極薄 おっさん武将・てんこ盛り
凄惨度・1ページで飛ぶ首最大数十 倒すべき敵・てんこ盛り 巨女・敵武将に一人

喰いしん坊!
 作:土山 しげる 日本文芸社
フードファイター、いわゆる大食いバトルの漫画。
主人公はただの大食いのサラリーマンだったが、あるときカツ丼屋で大食いにチャレンジし、見事に失敗。そこに一人のフードファイターがやってきて、その人の食いっぷりに目が覚め、フードファイターの道へ。
主人公の目指す大食いは、水で流し込んだりつぶしたり無理やり口に押し込む邪道な食い方ではなく、ちゃんと味わいなお且つ大食いをすると言う道で、邪道食いをするフードファイターに真っ向から勝負を挑むと言うお話。
劇画タッチの漫画だが、そこまで濃い絵柄ではないので、青年誌が読める人には問題ないかと。
お気に入り度★★★★。
食いタン
 作:寺沢大介 講談社
食いタンとは「食いしん坊探偵」の略である。
主人公高野聖也は作家にして探偵である。他人と違うのは恐るべき食いしん坊であることだ。 決して美食家と言うわけではない。まずい物も「まずいっ!」といいながら平らげてしまうし、縁日で出ている全ての屋台の品を食い尽くすほどの大食漢である。
そんな彼が、その食べ物に関する薀蓄を生かし事件を解決するコメディタッチの探偵物である。
ちなみにテレビドラマ化されているが「食いしん坊探偵」と言う設定以外全て別物で、どう考えても漫画のほうが面白い。 お気に入り度★★★。
空想科学大戦
 原作:柳田理科雄 漫画:筆吉純一郎
1~3巻メディアファクトリー 4巻ソニーマガジンズ
10年前一世を風靡した「空想科学読本」そいつを元にしたヒーロー科学漫画である。
1巻では科学的巨大ヒーローの戦いが、2巻では科学的変身ヒーローの戦いが、 3巻では科学的巨大ロボットの戦いが、4巻ではそれらが集い巨大災害を相手に奮闘する話である。
まあ、実際の「科学の壁」の前にヒーローたち(侵略者)が以下に苦労するか面白おかしく描いた漫画である。
原作者いわく、全5巻の予定らしいのだが4巻が出て早5年。…5巻出るのか?
ということで、この度やっとでて完結。が、結構キャラの絵柄が変わっていて、正直違和感が。 落ちも微妙だしな…。 お気に入り度★★★★。
クニミツの政(まつり)
 原作:安童夕馬 漫画:朝基まさし
講談社
東京都下町のヤンキーだったクニミツが、市長選に立候補する予定の坂上竜馬の秘書として新千葉ヶ崎市市長選を争う物語。
市長選を舞台にしているが、話はそれだけに収まらず、教育、医療、食料など様々な問題を分かりやすく、かつ面白く描かれており、非常に政治に関して分かりやすい漫画になっているのでお勧め。
笑いあり、バイオレンスあり、友情努力&勝利ありとある意味ジャンプ漫画的なお話。 クニミツ自体は「サイコメトラーEIJI」にも出演しており、そちらのほうでクニミツが政治家を目指すきっかけとなった事件が描かれており、その話をまとめた単行本がわざわざ出ている。
お気に入り度★★★★★。
くままごと
 漫画:黄島点心 徳間書店
リアルな大グマとぬいぐるみな大量の小グマたち(あと稀にやさぐれリアルパンダ)がお送りするギャグ漫画。
基本大グマがツッコミ役、小グマが天然系ボケ役で大グマが振り回されるのが基本的な流れで、1話完結。毎回彼らは違う役になりいろんな話をギャグ漫画にしていく。(番町皿屋敷とか牡丹灯篭とか)
リアルな大グマがプリチーな小グマたちに振り回される様が面白い。なんでも昨今いろんなところで話題になっている模様。 お気に入り度★★★。
黒鷺死体宅配便
 原作:大塚英志 漫画:山崎峰水
角川書店
ダウジングで死体を発見し、イタコ能力でその死体の晴らせない望みを聞き、解決してく死体専門の宅配業者「黒鷺死体宅配便」の5人組のお話。
基本的にホラーだが、宅配業者とは言え、ボランティアで中東のほうまで行ったりする主人公たちの人の良さで、そこまで怖い物にはなっていない。(良い意味ですよ。)
まあ、イタコ能力で死体が動き出したりするが、まあその辺は話の本質ではないのでそこまで気にしなくても。
お気に入り度★★★。
KUROZUKA-黒塚-
 原作:夢枕獏 漫画:野口賢
集英社
夢枕獏の同名小説のコミカライズ。原作は読んだことはないので比較はできません。
逃亡中の源九郎義経は山中で黒蜜と名乗る一人の女と出会い、恋に落ちる。が、黒蜜は後の世に八百比丘尼と呼ばれる女で吸血鬼であった。黒蜜を愛するがゆえに自らを吸血鬼とする九郎は、変性中に受けた傷により記憶障害となってしまう。
で、ここまでほぼ前フリ。漫画版では未来の崩壊した世界でクロウと呼ばれる青年が黒蜜を追い求めてバイオレンスアクションする話がメイン。 
読者にはわかりきってることに主人公のクロウがいつまでたっても気付かなかったりするのがやきもきする漫画です。 お気に入り度★★★。
現在官僚系もふ
 原作:鍋田 吉郎 漫画:並木 洋美  小学館
主人公、茂夫(苗字忘れた)は国家公務員一種合格したての官僚1年生。
官僚だから現在官僚系で茂(モ)夫(フ)だからもふと言うある意味解り安いタイトル。
官僚になりたてのもふが財務省などの納得いかない制度に果敢に挑んで何とかしようとするお話。結構勉強になりますよ。
結構濃い設定がしてあるキャラが多いが、それは硬い題材を軟らかくしようとする程度の物であんまりキャラクターに突っ込んだお話はありません。
お気に入り度★★★。
ゲッターロボ飛焔
  2007~8年 漫画
作画:津島直人 原作:永井豪・石川賢 出版:幻冬社
鬼籍に入った石川賢先生の遺した「ゲッターロボサーガ」の流れを汲む、ダイナミックプロ公式のゲッターロボ。
時代的にはゲッターロボ號の後の話だが「ゲッターロボアーク」との関連性は劇中でははっきりしない。
ストーリーはプロフェッサージャコブの生み出した「植物獣」の侵略に量産型真ゲッターロボとも言える「ゲッターロボ飛焔」が立ち向かうという話。
ゲッターロボ飛焔はゲッターロボ號に搭載されていたタイプのプラズマ炉とゲッター炉を搭載した新型ゲッターロボで、神隼人が開発した。と、いっても序盤ではゲッター炉は動いてないのだが。
Webコミック誌に連載されていたが、そのコミック誌が08年12月を最後に配信を中止したため、最終決戦決幕直前で打ち切り。残念。  お気に入り度★★★。
GS美神 極楽大作戦!!
 作:椎名高志  小学館
GSはゴーストスイーパーの略。タイトルどおり退魔物で、ギャグ、お色気、アクション、ヴァイオレンスてんこ盛りと、娯楽漫画として非常に正しい作品。
最初は派手に地縛霊などを退治していたのが、妖怪、魔物、魔神とどんどん闘う対象がパワーアップしていくのがいかにも少年漫画。でもギャグはきっちり忘れないと言うスタンスが良いよね。
でも、主に成長していくのは主役の美神さんサブ主役の横島君。有り余りすぎる若き煩悩を霊能力に変えられるようになってから、次々とその力を応用していくようになる。でもスケベップリはそのまんま。ちちししふとももーっ!!
主役の美神さんの格好にバブルの名残を感じる(涙)
お気に入り度★★★。
コックリさんが通る
 作:奥瀬 サキ 小学館
ゴシックホラー探偵モノ。
主人公はいわゆる妖怪の血を引く女子高生。とは言えその事実を忘れたまま成長し、田舎から東京へ出てくる。で、不思議な事件に関っているうちに目覚めていくという感じのお話。
と書くと、良くある少年漫画モノかと思われるが、ブルセラやら援助交際やらでてくる、オトナ向けのお話で、結構モチーフはダークです。まあ、キャラたちが結構軽いノリなので、そこまで暗い話ではないけど。
お気に入り度★★★★。
攻殻機動隊
 作:士郎正宗 講談社
アニメや映画のほうが有名なサイバーアクション。
主人公は全身をサイボーク化した草薙素子と言う女性で、公安9課といわれる犯罪の芽を探し出し除去する攻性の機関に所属する特殊エージェントである。
そんな彼女が9課の仲間たちと様々な事件を追っていくのが1巻のお話で、 高度な人工知能は命を持ちえるのか、と言うのが基本的なテーマのようだ。
基本的にシリアスなお話だが、隊員同士のコミカルなやり取りや、思考戦車フチコマの存在が、清涼剤として重くなりすぎないようになっている。と言うかフチコマ可愛いよ、フチコマ。  お気に入り度★★★★★。
降魔伝 手天童子
 原作:永井豪 漫画:夏元雅人 秋田書店
伝奇バイオレンスアクション。
永井豪の原作はかなり殺伐としていたが、これは現代風にかなりアレンジしてある。
ストーリーはまったくと言っていいほど別物。
永井豪に関るキャラクターをモチーフにしたキャラが出てくるので、それを探すのもまたたのし。
お気に入り度★★★★。
極黒のブリュンヒルデ
 作:岡本 倫 集英社
魔法が使えるように人体改造された美少女たちがなんやかんやな事情で溶けて死ぬ漫画。ポロリもあるよ、もげる的な意味で!
と、あほな紹介をしてみましたが、なぞの組織から逃げ出した少女達とそれを助ける少年の凄惨な日々のお話。日々ずっと凄惨なわけじゃ無いですけど、学生生活を楽しんでるところもありますし。まあ、いつ死ぬかわからない話ですけどね。登場人物がおおむね前向きではありますが、ほぼ確実にバッドエンドが待ってそうなお話です。
魔法といっても予知だったり、衝撃を与えたり、瞬間移動だったりするのでどちらかといえば超能力ですけどね。
自分はアニメを見てから原作読んだ口なんですけど、アニメは単行本10巻までの内容を2~3エピソードはしょって切りのいい決戦まで入れた内容になってます。原作自体完結してないんで アニメが始まったころ連載中だった内容もアニメに端折ってありますけど、含まれてるのはなかなか頑張っていると思いますよ。
話に聞いたTwitter情報によると原作でも隠されているものがディスク版では明らかになっているとかいないとか。  お気に入り度★★★。 記:140806
極道一直線
 作:三上龍哉 小学館
タイトルからして極道漫画と思われるが、その通り。ただし、ただの極道漫画ではなく、昔ながらの硬派なギャグ漫画。
ヘンタイ組長率いる鬼島組にいろんな災厄が巻き起こる、おおむね組長のせいで。
組長は死んだり、河童になったり地底人だったり六つ子だったりスタンド使いだったりする。
こうしたギャグ漫画の場合ギャグで付いた設定は基本的に引き継がないことが多いが、この漫画は違う。全て引き継ぐと言う組長の度量の広さを見るが良い。まあ死んだ組長は基本的に次週には復活してるが。
天丼、パロディ、下ネタなんでもござれのギャグマンガ。久しぶりに笑い声を抑えきれない漫画に出合った。  お気に入り度★★★★★。
殺し屋1
 作:山本英夫 小学館
マインドコントロールされたもと虐められッ子の青年イチが「ジジイ」の命令の元、ド㎡のやくざを追い詰めていくお話。
暴力描写てんこ盛りで正直見てて痛い。が、ストーリー展開人物描写が細かく引き込まれる面白さがある。暴力描写が大丈夫な人には面白いと思う。
ちなみに映画化されているようで、映画版では設定、結幕が違うようだ。  お気に入り度★★。
金剛番長
 作:鈴木央 小学館
日本は改革されるべく、番長軍団に狙われていた。その野望を打ち砕くため一人の漢が立ち上がった。彼の名は金剛晄。人々は彼をこう呼ぶ「金剛番長」と!
ということで、この21世紀に番長漫画と言うギャップがたまらんわけでして。金剛が熱く強くカッコいいのですよ。回を追うことにでかくなっていくしな、いろんな意味で。
最近サンデーがよい感じに面白い漫画が増えててよいよ。  お気に入り度★★★★★。
ゴッドバード
 漫画:長谷川裕一 原案:東北新社/東映
ビクトリーファイブの続編。ビクトリーファイブがダイモスの数年後の話だけれども、ゴッドバードは30年後の世界。
コンバトラーV、ボルテスV、ダイモスらビクトリーファイブの面々がキャンベル星などとの平和を築くために宇宙に旅立ち消息を絶ち30年たった地球が舞台で、妖魔が復活。そう、今度はライディーンがメインテーマ
ビクトリーファイブでは明確な主人公が設定されてなかったけれども、ゴッドバードでは新たにライディーンに呼ばれた少女、囀晶(さえずりあきら)が主人公。
ゴッドバードは全7巻でビクトリーファイブと同じように2部構成。1~3巻が復活した妖魔大帝バラオとの戦いを描き、4~7巻が復活した三輪防人(ダイモスの憎まれ役)との戦いを描いています。
1部では晶がなぜライディーンを操縦できるのか、2部ではある程度戦士として成長した晶がド素人のダルタニアスチームをフォローするというような成長劇も描かれてます。
劇中でぐりぐり動くコンバトラーVやボルテスV、ダイモスを見てるとスーパーロボット超合金あたりで発売しないかと思うんですが、最近シリーズの勢いがないので難しいだろうなぁ。
お気に入り度★★★★★。記150701
山賊ダイアリー
 作:岡本健太郎 講談社社
「山賊の日記」というわけではなく、狩猟免許を持った作者が狩猟生活する様を描いたレポート漫画。 狩猟する様を、山賊に見立てて付いたタイトルと思われ。
絵柄、ストーリーともにシンプルながらも、狩猟という現代人とっては「グロ」である要素を持った世界を描くには残酷さが出ずにちょうど良い感じ。
基本、狩ったもんは何でも美味しくいただくというスタンスでやっているようなんで、カラスでも蜂の子でも、美味しくいただいてます。
お気に入り度★★★。記120215
地獄先生ぬ~べ~
 原作:真倉翔 漫画:岡野剛 集英社
小学校を舞台にした妖怪退治モノ。主人公の教師ぬ~べ~は左手に鬼の力を宿した霊能力者で、主に妖怪に襲われた生徒たちを守るためにその力をふるう。
基本的に日本産の妖怪や学校の怪談系の怪異(トイレの花子さんや、こっくりさんなど)を相手にするのが多く、話は大きくなりにくいがその分身近な感じで御話が進むのが良い感じ。 
ギャグありちょいエロあり、生徒たちの成長劇ありと往年の少年ジャンプを思わせる構成も良い感じです。
続編と言うかスピンオフとして'10年現在スーパージャンプなどで「霊媒師いずな」が連載中。
お気に入り度★★★★★。記100104
実在ゲキウマ地酒日記
 作:須賀原洋行 講談社
地酒大好きな作者、須賀原洋行が地酒を思う存分のみたいがために、イブニング編集部に企画を持ち込み実現したという見も蓋もない第1話からスタートする地酒レビューマンガ。
基本的に須賀原洋行であるダンナと嫁のニョーボのやり取りで日本各地のいろんな地酒が紹介され、それに合うつまみレシピも紹介される。それもなかなか美味そうでレシピ本としても面白い。
地酒といってもピンキリ有りますが「高ければ良い」という視点ではなくあくまで毎日の晩酌で飲めるおてごろ価格のものを紹介しているのが良いところ。読んでると呑みたくなるので大変ケシカラン。
酒に対する評価は当然ダンナとニョーボの主観なんですけど、地酒の紹介だけでなく燗をつける道具や一升瓶用の冷蔵庫などいろんな道具も紹介されるので、地酒入門書としても優秀かと思います。
基本のほほんとした雰囲気ですが、最終回には衝撃の事実が。アマゾンのレビューでは豪快にネタバレしてますが。  お気に入り度★★★★。記131113
実は私は
 作:増田 英二 秋田書店
どんな些細なことでも顔に出てしまう、隠し事のできない主人公とそれを取り巻く人外ヒロイン(吸血鬼、宇宙人などなど)たちのラブコメのふりをしたギャグ漫画だったりします。
いや序盤は割りとラブコメなんですけど、1巻の終わり辺りからギャグ要素が強くなっていきます。
隠し事のできない主人公黒峰朝日が同じクラスのミステリアスな少女白神葉子に告白しようとしたら、実は彼女は吸血鬼だった。
という話でミステリアスに見えてたのは吸血鬼であることがばれないように必要以上にクラスメイトと触れ合ってこなかっただけという。 葉子本人はクールビューティーのつもりだったりするんですけどね。
ごく初期の絵柄だと、クールビューティに見えなくもないですが、12巻にもなるとだいぶ絵柄も変わってとてもクールビューティに見えないという。葉子本人は諦めてないようですが。
ほかにも実は身長16センチ程度の宇宙人の委員長とか、
新聞部で「外道クイーン」と呼ばれるけれども、実は主人公に好意を持つ幼馴染とか、
普段は痴女だけど実は月を見ると狼男になる転校生とか
実は悪魔で少女な外見の齢数千年の校長だとか、
なかなか濃いキャラクターがそろっているので、ギャグになるのも仕方がないといえる。
アニメでは複数のエピソードを一つにまとめて再構成してあります。
お気に入り度★★★★。記150805
シドニアの騎士
 作:弐瓶 勉  講談社
対話不能の異生物・奇居子(ガウナ)に太陽系を破壊された人類の一部は、巨大なる 播種船・シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。(Amazon紹介記事より抜粋)
主人公、谷風長道はそんなシドニア最下層で他の船員と一切触れあわずに祖父にかくまわれて16歳まで育ち、祖父が亡くなったのち食い物を盗もうとして上層に出たところ船員に発見され逮捕。なんやかんやあって巨大人型兵器「継衛」に乗って戦うことになった。という巨大ロボットもの。
弐瓶 勉先生の多くの作品にある陰鬱とした雰囲気(絵柄、ストーリー共)はかなり薄く、弐瓶 勉先生の作品の中ではかなり読みやすいほうかと。長道が出てくるヒロインの多くに好意を抱かれたりするラブコメ要素もあったり、シドニア艦内での日常生活もちゃんと描かれているので面白いです。個人的にはヒロイン(?)の中ではイザナ押しなんですけどね。
物語が進みガウナとの戦闘が激しくなるとさすがに緊迫した無いようになってきますが、ロボットものが好きなら読んでみて損はないと思います。 お気に入り度★★★★。記150211
漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん
 作:末弘 講談社
タイトルのとおり司馬仲達さんを主人公にした三国志のギャグ漫画
他の三国志だと、クールだったり、ラスボスだったりする仲達さんが、コミカルに苦労するお話。主に曹操、曹丕に振り回されて。
ちなみに内政でぎうぎうする話なので、戦闘シーンなどまるっとなし。他の国の人もほとんど出ないし。
なんともテケトーな感じでイブニングで好評連載中。
お気に入り度★★★★★。記110402
灼熱の卓球娘
 作:朝野やぐら 集英社
となりのヤングジャンプで好評連載中の卓球漫画。そう、これもとなりのヤングジャンプです

タイトル通りの卓球漫画で、卓球部に転校生が入部してくる→強い!→近隣の強豪校と練習試合という割とスポーツマンガのテンプレートですが、この手には珍しくその卓球部が廃部寸前でも何でもないという。

日常シーンでは少女達がキャッキャフフフしているという割とキャッチーな内容ですが、試合シーンは中々迫力があって読み応えがありますし、用語の解説もしっかりしていて卓球初心者にもわかりやすい。

なんでもワシが思っていたより人気があるようでこの度アニメ化するそうな。その記事を見たのが4月1日だったのでエイプリルフールネタかと思ったがどうやらほんとのことみたいですよ。
お気に入り度★★★。記160413
ジャバウォッキー
 作:久正人 講談社
19世紀を舞台にしたスパイアクション。リリーは飲んだくれの凄腕女スパイ、サバタは銃の名手の恐竜人。そんな二人が様々な陰謀を追っていく話
恐竜が生き延び恐竜人として世界の闇の部分で生き残っている世界で、リリー&サバタは恐竜人に関る事件をあれやこれやと解決していくのです。
独特なダーク&ドライな絵がかなり良い感じの雰囲気をかもし出していますよ。 
お気に入り度★★★★。
ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド
 作:荒木飛呂彦 集英社
言わずと知れたジョジョの第1部。気が付いたらサブタイトルが付き、映画化、ゲーム化までされてた。映画版はスピードワゴンは出ずに中の人になっている。
主人公ジョナサン・ジョースターと一緒に育ったディオ・ブランドーの確執&石仮面の謎を描いた漫画で、ジョジョの好青年振りとディオの悪の美学の対比が良い感じ。
伝説はここから始まった。震えるぞビート!燃え尽きるほどヒート!!  お気に入り度★★★★★。
ジョジョの奇妙な冒険 戦闘潮流
 作:荒木飛呂彦 集英社
第一部の主人公ジョナサンの孫、ジョセフ:ジョースターの活躍する第2部。
今回はディオが吸血鬼になるのに使った石仮面を作り出した柱の男といわれる超生命体たちとの戦い。ジョセフはイカサマしたり、女装したり、修行したりしてがんばるのです。決め台詞は「お前は…と言う。」
ジョジョシリーズをとおして、このジョセフが主人公として一番お気に入りである。でもシュトロハイムはもっと好き。  お気に入り度★★★★★。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
 作:荒木飛呂彦 集英社
今度は第二部の主人公ジョセフ:ジョースターの嫁に行った娘の子、空条承太郎が主人公。条と承でジョジョ。でも劇中では、序盤に同級生から呼ばれただけ。
ジョナサン:ジョースターが倒しははずのディオが復活。ジョナサンの体を乗っ取って!
新たな力、超能力を具現化した「幽波紋(スタンド)」能力を使い、承 太郎は母親を助けるために仲間とともにディオを倒すためエジプトに向かって旅立つ。
ジョジョシリーズでもっとも好きなのがこれ。承太郎の今までの主人公に無いクールさがかっこよかった。でもポルナレフはもっと好き。 お気に入り度★★★★★。
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
 作:荒木飛呂彦 集英社
第4部。今度は第二部の主人公ジョセフ:ジョースターの愛人の子、東方丈助が主人公。丈と助でジョジョ。でも劇中では、最初に絡んできた柄の悪い先輩に呼ばれただけ。
今回は杜王町と言うベッドタウンを舞台に、「弓と矢」によって生み出されたスタンド使いの起こす事件に立ち向かうお話。
とりあえず、今回のラスボス吉良吉影のしぶとさはシリーズ随一を誇ると思う。
スタンド使いの日常が結構描かれていて良い感じ。日常生活で役に立つスタンド能力がてんこ盛り お気に入り度★★★★。
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風
 作:荒木飛呂彦 集英社
第5部。ギャングスターにあこがれるジョルノ:ジョバーナはジョナサンの肉体を乗っ取ったディオの息子。それが今回の主人公。遺伝子的にはジョセフのおじさんに当たることになるのか?
今回の舞台はイタリア。主人公はギャングになって正義を貫くためにボスを倒そうとイタリア中を旅することになる。まあ、警察が腐敗しているんで街の秩序を守っているのは基本的にギャングなのです
かなりブちぎれたキャラクターが次々とでてくるので、ある意味飽きない。★★★★。
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン
 作:荒木飛呂彦 集英社
第6部。今回は第三部の主人公、空条承太郎の娘、徐倫(ジョリーン)が主人公。ジョジョシリーズでは初の女性主人公ですな。とりあえず、彼女が彼氏の罪をかぶって刑務所にぶち込まれるところから始まる。
今回の舞台はアメリカで、刑務所内にはスタンド使いがあふれておりまして、今回のボスの実験場みたいな感じなのです。
第5部にもましてイカしたキャラが次々と登場し、それを上回るほどに不思議なスタンドが次々とでてきて、特に後半の敵のスタンド能力といったら、ホントワケがわかりません。まさしく超能力バトル。
最後はかなり意外な終わり方をする。★★★。
神魂合体ゴーダンナー!!
 作画:せたのりやす メディアワークス
メディアミックス(懐かしい単語だな)につき漫画版のゴーダンナー。
漫画版の常として、結構話は端折られてるが、おおむね話は一緒。
とはいっても、一巻しかまだ読んでないのだ。
お気に入り度★★★。
進撃の巨人
 作:諫山 創 講談社
実写映画版の酷評を聞いて、ようやく一通り読んでみました。
面白いけれども熱狂するほどではないと思いますが。
何だかよく分からない巨人という存在から逃れるため巨大な壁に囲まれたエリアを作り出し、そこに逃げ込んだ人類が壁を壊されて再び巨人の脅威に襲われるが何とかそれに反抗しようという話。
最近のアクション漫画にしてはストーリのテンポが良いのがよいところだと思います。
記:150812  ★★★。
しんそつ七不思議
 作:かふん 集英社

地方にある中小企業に、新卒が3名やってきた。

中小企業なので新卒3人に対して、先輩一人、上司一人という状況で、その先輩がお色気系というか自堕落系で、あまりあてにならないタイプ。
といっても新卒3人も無気力系だったり、遊び人気質だったり、まじめすぎて余裕のないたプだったり、まあ色々と先行きが不安になる状況なんですな。

ちなみに単行本の表紙にデカく乗ってるのがその自堕落系先輩京丸ぼたんですが、特別主役というわけでもないです。

でもなんだかんだ言って社会人なのでだらりと仕事個やっていく、そんな様子を描いた4コマ漫画。
ビジネス4コマとジャンル分けしてますが、ビジネスで役に立つ要素は無いですよ

と、気づけば連載開始して1年、劇中でも1年たち新たな「しんそつ」が入ってくるようですよ。
ほんとにはいってくるのか?
お気に入り度★★★。記160511
ジャンル:ビジネス系4コマ
成分:群像劇 脱力系男子新卒 真面目系女子新卒 今時新卒 お色気系先輩 昼行灯系上司 嫌味な取引相手
真・女神転生if
 作:柳澤一明 アスキー
同名ゲームのコミカライズ。ストーリーはほぼそのままにシンプルにしてある。
しかし、コレは真なる物語の序章に過ぎない。この続編として「真・女神転生カーン」が始まる。
メガテン漫画にしては悪魔率はすげー低いです。仲間になるのはピクシーとアンリ・マンユぐらい。
お気に入り度★★★。
スーパードクターK
 作:真船一雄 講談社
某氏いわく「北斗の拳IN医術」。え~、Kと呼ばれる超人的な医術の腕を持つ医師が大活躍するお話。彼の体も超人級。
個人的には一番ドラマ化して欲しい漫画。主演は阿部寛(髭無し)が理想ではあるが…。
ちなみに、45巻あたりでいったん話が終わりタイトルが「ドクターK」になり、さらに10巻ほど話が続く。
ちなみに今現在、さらに続編として「K2」なる漫画がイブニングにて連載中。 お気に入り度★★★★。
杉作
 作:山本康人 講談社
主人公杉作はビックな野心を胸に、ビックな44マグナムを股間にいだく若きチンピラである。
ええ、比喩的な意味ではなく、直接的な意味での拳銃44マグナムである。 杉作はある日突然、興奮するとプリティな股間が44マグナムに変貌する特殊体質になってしまうのだ。 悩みながらもそれを武器に裏社会での事件に巻き込まれていくのだ。
という、任侠(?)漫画。有名人をパロディしたキャラが多数出てくるのもまた楽し。 お気に入り度★★★。
スキップ・ビート!
 作:仲村 佳樹 白泉社
売れっ子アイドルになった恋人に裏切られた最上キョーコは、恋人に復讐する為に芸能界の頂点に立とうとするが、なんと言ってもキョーコはど素人。
無理やりごり押しで何とか芸能会社の下っ端にはなれるが、そこからまたトラブル続きでじわりじわりと役者として成長していくわけですよ。
ちなみにキョーコは「怨霊キョーコ」なるスタンドを持つスタンド使いと、ワシは思って読んでいる。
知り合いに勧められて読んだ少女漫画の中ではかなり面白いと思った漫画で、かなりラブコメってます。でも、「怨霊キョーコ」を発動させてるときが一番輝いていると思う。  お気に入り度★★★。
スクライド
 脚本:黒田洋介 漫画:戸田泰成 秋田書店
同名アニメの漫画版なのだが、基本的な設定が同じだけでほぼ別物。
アニメを見たあとに初めてこっちを見るとそのぶっ飛びっぷりに驚くが、 個人的にはこっちのほうが黒田節が出てて好みである。
アニメは結構シリアスだったが、こっちはかなり荒唐無稽な漫画に仕上がっている。
お気に入り度★★★★。
進め!!聖学電脳研究部
 作:平野耕太 新声社
ゲーム研究部をメインにしたラブコメ、として始まったはずが、 なぜか主役を差し置きクソゲーマニアの部長の活躍するギャグ漫画に。そしてたまに思い出したようにラブコメしてる。
第九話で出てくるファミコンウォーズの替え歌が秀逸。
お気に入り度★★★。
スティール・ボール・ラン
 作:荒木飛呂彦 集英社
ジョジョの奇妙な冒険第7章。
今までのシリーズとは直接的なつながりは無いと思われる。まあ、第6部の後の話と思えなくも無いけれど。
時は19世紀末、馬による北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に参加する冒険者達の姿を描くお話。
過去のシリーズを思わせるキャラクターが次々に出てくるけれども、直接的な関係はない模様。
最初はスタンド能力の出ない新たな特殊能力が活躍する話かと思ったが、話が進むにつれスタンド能力が出てきて、結局いつもどおりにスタンドバトル。
過酷なレースを繰り広げる冒険者たちの織り成す予想を覆すストーリーが面白いです。★★★★。
ストⅡ爆笑!!4コマギャグ外伝
 漫画:橋口隆志 小学館
タイトルで解るように、ストリートファイターⅡシリーズの4コマ漫画。 とはいっても、作者は連載始めるまでプレイしたことが無いと言うのがミソ。
後半はキャラだけ使ってゲームとはあまり関係ないネタばかりだったが、そうなってからのほうが面白かった。 スーパーダルシムカムバック!!
最近になって「焼きたて!!ジャぱん」と作者が一緒と気付いて驚愕。 というか、今日単行本10巻を読んで知った。確かにギャグのノリが一緒だよ。
お気に入り度★★★★。
ストレンジプラス
 漫画:美川べるの 一迅社
スラム街にある美国探偵事務所の所長、巧美は見た目美少年、中身はコスプレ好きの外道な青年(28歳)である。
そんな彼をふけ顔のへたれなブラコン弟、恒(18さい)が探しにやってくる所から物語が始まる。
とここまでで、かなり濃い設定がされてることからわかるように、こてこてのギャグマンがである。概ねは、事務所に依頼が来てグダグダになる、巧美が厄介ごとを起こしてグダグダになる、身内が厄介ごとを起こしてグダグダになるの3パターン。  お気に入り度★★★★。
絶対可憐チルドレン
  漫画:椎名高志  小学館
近未来、超能力者の存在は当たり前になり、軍事、経済、外交あらゆる点で国際競争の鍵を握るようになっていた。中でも希少な超度レベル7を持つのは日本国内でも3人の少女のみだった。彼女らはバベルといわれる特務機関諸毒で「ザ・チルドレン」と呼ばれている。
そんな感じのはなしで主人公の青年がその性格にかなり問題のある「ザ・チルドレン」振り回されながら任務を解決するお話。
キャラクター付けがかなり愉快で、椎名節がよく出てて面白いです。 お気に入り度★★★。
ゼブラーマン
 原作:宮藤 官九郎 漫画:山田 玲司  小学館
同名映画のコミカライズ。と言うか、漫画になってたのかと驚き。
ちなみに映画のほうは見てないので比べようは無いが、なかなかに面白い内容でしたよ。
コスプレ趣味のおっさん(妻子もち)が怪事件に巻き込まれててんやわんやするお話。 お気に入り度★★★。
聖★おにいさん
 作:中村光  講談社
「セイント おにいさん」と読むのが正しいらしい。平たく言うとのりで動くイエス・キリストと、しっかりもののブッダが現代日本にやってきて一般人として生活(同居)する様を描いたコメディ。主な収入は天界からの仕送り(?)
行く先々で無駄に奇跡を起こしたり、世間様とのずれを披露していくマンガ。基本的にお二人はバカンスのつもりのようです。 お気に入り度★★★★★
仙木の果実
 作:八房龍之介  メディアワークス
好事家のジャックが助手のジュネを引き連れて行く先々で起こる奇妙な事件に関って解決したり、しなかったりするお話。
時代は19世紀末ぐらいかな。好事家と言いつつも本当は魔法使いなジャックとそれに気付こうともしないジュネの不思議な間が良い感じ。
世界が繋がってるらしく、この二人は「宵闇眩燈草紙」にもチョコチョコでてきます。 お気に入り度★★★★
セントールの悩み
 作:村山慶  徳間書店
セントール、つまりケンタウロスなどの人外が人間の代わりに繁栄している現代日本のお話。いわゆる人間はまったく出ません。出てくるのは天使だったり、ワーキャットだったり、蛇人だったりと人外好きにはたまらないかも。
とは言え、生活様式はまんま現代日本で、話の内容もセントールの女子高生を中心とした日常劇。わずかな生活様式の違いはあれども、話の筋としてはフツーの人間を中心とした話でもまったく問題ないお話。でも、そこが面白いしこの漫画の売りですから。
お気に入り度★★★★記120620
蒼天航路
 原作:李 学仁 漫画:王欣太 講談社
曹操の曹操による曹操のための三国志。やや、間違い。
ちゃんと経年変化するので、人物がわかりやすくてよい。
基本的に曹操中心のお話なので蜀や呉の有名エピソードは出てこない場合も多い。 軍師の活躍率高し。
お気に入り度★★★★。

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