IronFactory IF EX-31/32/33/34/35
D.E.C combiner turnation
今回はIronFactory社製、
IF EX-31/32/33/34/35 D.E.C combiner turnation
を紹介します。
メーカーは違いますがクアントロンやFeralRex、POSEIDONと同じく
いわゆるTF非正規と言われる代物で
トランスフォーマーコミックス版に登場したチームをモチーフにしたキャラのようですな。
モチーフ元では合体することはないようで
合体ギミックは発売元のIronFactoryオリジナルギミックとなります。
で、IF EX-31/32/33/34/35の5体+αで合体しますが、
特に名称は設定されてないようでファンの間では
turnation(ターネイション)などと呼ばれているようです。
今回は合体モード中心の紹介で、今後各キャラの紹介はちょっと未定です。
まとめて購入してますが、本来5体は同梱の商品ではなく、1体1体が単品発売。
2023年にリカラー版が発売されるそうです。
合体準備
ということで―チーム勢ぞろいから。
5体+胸像という構成ですが、パッケージ自体は4つで販売されていました。
まずはチームリーダーらしいIF EX-31 DUBHEから
小ぶりながらもしっかり変形とアクションをこなします。
合体モードはこんな感じ。
両足を後ろに回して、両腕で挟み込むような変形になります。
胴体中を中央を担当します。
つづいてIF-EX32&33 Phecda & Mizarセット。
赤いほうがPhecdaで紺色のほうがMizar。そして胸像がセットになってます。
合体用のパーツを組み合わせて胸像に仕立てています。
当然、これがないと合体できません。
合体用にばらすとこんな感じ。
頭部から胸部、足首、銃の砲身になります。
IF-EX32 Phecda、こいつも小さいながらよく動きます。
合体モードは頭を胴体に収納し、両腕を上に、足を両サイドに
こんな感じで変形して。
最後に砲身を取り付けて、合体時には武器になります。
はい、合体ロボ本体の完成にはいなくても影響がありません。
IF-EX33 Mizar。共通して言えることですが、小さくても塗装は丁寧に施されています。
こいつも武器担当でライフルになります。
手足を伸ばしただけに見えますが、結構細かく変形してます。
なお、合体モードと通常の変形モードに違いは無いようです。
IF EX-34 ALKAID。前者3体と違って、こいつはそこそこの大きさがあります。
合体モードは御覧のようにバラバラにします。
エルドランロボの2,3号機を髣髴とさせるばらしっぷり。
さらに各パーツを変形。
腕はどんでん返しで合体時の拳をだします。
なお、ALKAIDモードと合体モードでは腕が左右逆になります。
肩、脚、背中のアーマーを組み合わせて合体時の脛に。
頭部胴部は折りたたんで、合体時のリアアーマーになります。
これ以外は合体時に開設していきます。
最後のメンバーIF-EX32 MERAK。こいつもALKAIDと同程度のサイズとなります。
MERAKは頭部、両腕、サブアーム、それ以外という分割です。
両腕は折りたたんでジョイントを出し、合体時の肩に。
画像では変形させていませんが、サイドの装甲版を90度横に可動させます。
頭部は折りたたんで、御覧の状態に。
以上、合体準備完了!
合体
さて合体ですが、足から順に行きましょうか。
胸像の台座になっていた足首パーツにALKAIDで組み立てた脛パーツを取り付け。
足首パーツ自体は無可動で、ジョイントの受け口が奥まったところにあるので取り付けにくいです。
つま先や側面に、ALKAIDのサブアームから脇のパーツと、
背部装甲の先端パーツを取り付けます。
MERAKの足と胴体が、腿から脇までを構成します。
胸像の本体パーツにDUBHEを合体。
DUBHEは頭が下、腰が上になるような状態で合体します。
ガンダムで言うところにビームサーベルにあたる位置にDUBHEの砲身を取り付け、
MERAKの頭部と、ALKAIDの腰パーツを両サイドに取り付け、
胸部中央にALKAIDの胸パーツを取り付けて
頭部から胸部完成。
ALKAIDの胴体頭部パーツに、胸像の胸中央パーツを取り付けて、
リアアーマーに、両脇後ろにMERAKのサブアームを接続。
先ほど組み立てた胸部と胴体を合体
MERAKとALKAIDのパーツを変形合体させた両腕をとりつけ
右腕にPhecdaを取り付け、
Mizarを持たせて(説明書では右手に持たせていますが、どちらでも持てます。)
合体完了!
全身図
と、いうことで D.E.C combinerです。
5体+α合体ということでなかなかのボリュームですが、
大きすぎるということもなく遊びやすいサイズかと思います。
ということで、いつもの500mlペットと比較。
各部
リーダーのDUBHEを拡大したような頭部。
D.E.C combinerもDUBHEの元ネタをモチーフにしているということなので。
頭頂部から目はクリアパーツで作られているので
上からライトで照らすことで目を光らすことができますが、
元の素材が暗めで集光機能があまり働いていないようで、ライトがないと目が真っ暗です。
さらにはマスクを外すことができます
なかなかのイケメンです。
カラフルな色合いですが、全身に配された差し色のピンクのおかげか統一感はあるかと思います。
2023年盤はカラーリングが統一されていますが、
個人的にはこちらのカラーリングがヒロイックで好みですな。
戦隊ロボに慣れてると、これぐらい派手なほうがしっくりきます。
可動
頭部:ボールジョイント
肩:腕側、胴体側それぞれに横から上にあげる可動。間に前後ロール。
肩:胴体側に前方向柄へのスイング 上腕ロール:あり
肘:1軸で画像の程度 手首:ボールジョイント
指の根元:ボールジョイント 第2関節:軸可動
第1関節は動きませんが、表情付けるのに十分な可動で良く動きます。
手のひらにはスリットがあり、ライフルに変形したMizarを保持する時にジョイントを差し込みます。
腰:ロール軸+前方向にスイング。
というか前に傾けないとサイドアーマーが干渉して腰ロールが生かせません。
前に倒しておけばサイドアーマーが干渉しにくくなるので良く動きます。
股関節:縦横軸可動。太ももロールあり
膝:変形ギミックの都合で2重関節ですが、干渉するので90度程度
足首:縦横、ロールの3軸で可動しますが、干渉するので可動範囲は狭いです。
PhecdaとMizarが銃器に変形しますが、近接武器は全くないんですよね。
で、肩に取り付けているDUBHEのキャノンがビールサーベルの柄っぽいデザインで
持たせるにも程よい感じです。
刀身はついていないのでペン立てに刺さってたビームサーベルの刀身らしきものを取り付けてみると
径があってるのかばっちりとフィット。サイズ的にも良いバランスです。
多分、旧MGのZZガンダムのビームサーベルだと思われます。
画像のものは年季が入って黄ばんでますが良い感じなので、お勧めです。
まとめ
ということで、IronFactoryIF EX-31/32/33/34/35 D.E.C combiner turnationでした。
各マシンの可動変形が優秀で、合体してもその可動性はしっかり遊べるレベルと
良いものだと思います。
非正規TFにありがちなやたら関節が固い、ピーキーな箇所など遊びにくさもあまりない感じで
合体変形好きで始めて非正規TFに手を出して見たいという方にもお勧めできます。
そういったところはIronFactory社製品全般で言えるようですが。
発売としては2018~19年にかけて発売されたものですが
当時は買い逃してたんですよね、今ひとつ触手が動かなかった。
ですが、2021年末あたりから無性にほしくなっていたんですが、
すでに市場でもなかなか見かけなくなっており、
ヤフオクなどでも中古でも新品より高いという価格になってきていたところ
たまたま某店頭で中古らしい価格で中古品を購入することができました。
購入した直後ぐらいに2023年にリカラー版が出るよとか情報が出たんで
焦ることはなかったなと思ったわけですが。
今から手に入れようと思うと、そのリカラー版のほうが手に入れやすいかと思います。