トランスフォーマー MPG
トレインボット ゲツエイ
今回は「トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ」」よりタカラトミー社製、
MPG-02 トレインボット ゲツエイ
を紹介します。
ゲツエイは「トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ」に登場したキャラクターで
重連合体戦士ライデンに合体するトレインボットチームの夜間戦闘員。
MPGシリーズ、トレインボットチームの第2弾はゲツエイで
ライデン時には右足を担当します。
当時品からアレンジされて太ももまで担当するようになりましたが。
パッケージとビークルモード全体図
まずはパッケージ。第1弾のショウキと同じ仕様で横長タイプ。
内部はこんな感じ。 ブリスターは1段でコンパクトにまとめてあります。
説明書は紙1枚で表裏カラー。キャラクターカードが付属します。
さらに説明書を補足する注意文がモノクロの紙であります。
ビークルモードはブルートレインとしても活躍した「EF65型電気機関車」
JRの公認を受けているのでスタイル抜群。
ビークルモード展示用に線路が付属しています。
また変形には使用しませんがパンタグラフが付属しており、取り付けることができます。
ビークルモード各部
JR公認なのでディティールも非常に凝っています。
前部、後部の窓は当然クリアパーツです。
パンタグラフは金属素材となっています。
付属している線路は在来線炉ということで狭軌になっています。
手持ち武器のないとレーザーは車両後部に収納可能です。
うちのショウキではビークルモードではポロリしまくってましたが、
ゲツエイでは内側に収納する感じになっているのでポロリする心配はありませんな。
また車両底面にスタンド対応ジョイントを取り付けることができます。
例によってスタンドは付属しませんが。……最後に発売されるカエンにでも付属すればよいのですが。
MPG-01ショウキと比較。幅はほぼ一緒ですが、長さにだいぶ違いがあります。
連結も可能になっていますとはいえゲツエイはトレイン連結モードだと3両目なので
劇中でショウキがと連結することはありませんが。
線路も連結可能ですが、幅が違うので線路自体は一つなぎにはなりませんが。
トランスフォーム
では、トランスフォームさせていきましょう。
今回細かい手順は飛ばして概要でのご紹介です。
まずは下半身になる車両後部をガバッと開きます。
車両外装と足のフレームがアームでつながっている感じです。
後部先端の外装を画像のように折りたたみます。ピンでちゃんと固定されます。
つま先になるブルーのパーツをよけてグレーのパーツを移動させます。
画像の位置に。
さらに台車も折りたたみます。
説明書でも注意点として書かれていますが、台車を折り曲げるヒンジは
画像のように角が丸くなっているほうが足の内側になるように折り曲げないと、
踵の位置が合わなくなります。
画像ではすっ飛ばしていますが、車両の屋根のパーツを脚の内側に移動させて脚の変形は完了です。
続いて上半身。まずは車両前部の屋根を展開して、正面も展開します。
肘を伸ばして
腕と肩を何度か回転させて御覧の位置に。
本当にクルックルと何度も回します。
背中を展開して頭部を取り出します。
その後胴体を腰の位置で後ろ側にスライドします。
実は今回の画像ではその行程を完全に忘れているのですが。
前面パネルと台車の位置を整頓して。
前腕から手首を展開して、ゲツエイトランスフォーム完了!
詳しくは公式の変形動画をご覧ください。
ゲツエイ全身図
ということでゲツエイ全身図。
全高はショウキと同程度ですが、装甲が余っている感がなくすっきりしています。
ゲツエイ各部
顔、例によってシャープな造形です。
サイバトロンマークは左胸に。
ゲツエイ可動
首はボールジョイントで可動しますが、肩に埋まり気味なので少し顎を上げないと左右に剥かせにくいです。
肘は2重関節で上腕ロールあり、上腕の装甲も後ろ側に可動し、基部で回転します。
肩の関節は変形の都合もあり、胴体側肩側それぞれに横方向にあげる関節があります。
当然前後方向にも回転します。
同様に変形の都合で後ろ側にスイングさせることも可能です。
手首ロール軸で指4本がまとめて動くタイプです。
胴体は腰にロール軸があるほか、ライデン時の脚間接にもなっているので
右側限定ですが傾けることができます。
同様にシルエットは崩れますが、まえ方向にも曲げることができます。
首も変形機能を使えば上を向けることができます。
股関節は縦横の2軸で可動太ももロールもあります。膝は1軸で90度程度。
開脚は90度程度まで可能。
足首は内側に多少動きます。
手持ち武器のナイトレーザーは当然手に持たせることができます。
バックパックに取り付けるときは折りたたんで取り付けます。
ライデンモードへトランスフォーム
それではライデンの右脚モードへ変形させていきます。
まずはビークルモードからスタートして、ご覧のように屋根パネルを開いて車両中部で折り曲げます。
そして腰関節にあたるところを後ろにスライドさせます。画像では忘れていますが。
前部台車をクランクで後ろに動かし、踵になるパーツを展開します。
後部パネルを展開して、
御覧のように真っ二つに展開。
脚そのものの変形のためというより、外装の移動のために展開します。
そして台車を下にスライドさせます。
説明書手順とは違いますが、一度鎧装を上にスライドした後、
最初に展開した後部パネルを後ろ側に移動します。
説明書では外装をスライドさせずに後部パネルを動かしていますが、干渉するので一度スライドさえたほうがやりやすいと思います。
そしてパネルを固定、固定の仕方は通常の変形時と同様です。
足首の側面パネルを展開して、変形完了。
ライデン(右足)モード
ということで、ライデンモードです。
旧版では膝までの担当でしたが、MGP版では太ももまで担当しています。
各車両のサイズ比率を統一した都合カエンがかなり小さくなるようでその影響ですかな。
踵があるのである程度は安定していますが、底面は車輪を含めた縦長の形状なので
左右方向は倒れやすいかと思います。
膝間接は可動する構造ではあるのですが、そのままでは両サイドから伸びているピンに干渉するので可動しません。
画像のようにパネルを開いてピンをよけることで
膝を曲げることができるようになります。
また、ご覧のように足首を内側に曲げることもできます。
総評
ということで、トランスフォーマー MPG トレインボット ゲツエイでした。
トレインボット第2弾ですが、ショウキよりまとまりがいい感じがしますね。
デザインも今風にアレンジされて可動も十分。
今回も変形が一見複雑そうですが、よく考えられてなれるとスムーズに行える
楽しい変形になってます。
現状ゲツエイを含めてトレインボットチームが4体公開されましたが
だんだん全貌が見えてきて楽しみです。